過日、森の案内人新年親睦会の席上、案内人U氏が愛鳥林新コースの検討のため、歩いてみたとの話を
小耳にはさんでいた。
昨夜のこと、森林セラピー担当のM氏より、その新コースを精査したい。ついては参加出来ないか?と
要請があり、特に予定もないので受けることにした。
案内人U氏、森林セラピー担当のM氏、Kさんと私の4名で歩いてみたが、自然にあふれた魅力的な
コースと確認出来た。一部ヤブ刈りもしながらゆっくり歩いたのでコースタイムはやや多めとなった。
森林セラピー基地P出発(10:10)→森林セラピー基地P帰着(12:50) 休憩を含む行動時間は
2時間40分 歩行距離 3.2km 標高差 約190m
下図中 見晴らしの良い岩尾根は多人数でも休憩できるスペースがあり、昼休憩などに使っても良さそう。
386mピーク手前の広い尾根南部は現在伐開されており、南西方面の展望良く、狗留孫山、白石山、
真田ヶ岳、蕎麦ヶ岳などが望める。少し手を入れれば休憩スペースなども確保できそうだ。
北東尾根の下りの一部はシダヤブが深く、現在のままでは上がりに使うと悪戦苦闘しそう。
尾根分岐より谷を下るのも一考のようだ。
従来コースとの合流部より佐波川ダムに向かい、大原湖畔沿いの道を辿り、愛長林駐車場に戻ると、
従来より長めのハイキングが楽しめることになる。このコース取りだと前半が登山、後半は自然観察
というハイブリッドな要素が加わる。
現在、一般向けでは歩きづらいヤブが多少あるが、少し手を加えれば、より自然豊かなコース
になるという印象を持った。
注)下図で国道を歩いたようになっている部分があるが、地図に誤りがあり、実際にはトンネル上部を
歩いている。
また、今回コースの大半は案内板やテープ目印など一切無く、読図とルートファインディングが出来る方
でないと歩けません。初心者は安易に立ち入らないようにして下さい。
地形図をじっくりと眺めてみると、あるアイデアが浮かんだ。近く時間のある時に踏査してみるかな?