4日連続の山歩きだが、今日も大海山だー。東登山口より仏岩コースを辿って左回りに周回する。
大海山頂までは途中、足早に青年に追い抜かれた他は静かな単独歩きだった。
山道や周りの樹木、吹き抜ける風、空と一体となりながら、云わば無我の境地で歩いてみた。
穏やかな自然に包まれる感じのこういう歩き方も悪くはない。
大海山頂に着くと久しぶりに40年来の岳友Ki氏、登山経験豊富なKa氏にバッタリ遭遇、積もる話
などしながら公園Pまで同行した。
コースタイム 公園P(10:30)→東コース分岐(10:35)→石祠(10:50)→見晴台(11:10)→
大海山頂(11:45~12:00)→中岳(12:20)→勘十郎岳(12:40~12:50)→公園P(13:20)
東コース、仏岩コース分岐、今日は右側の仏岩コースをとる。
すぐに仏岩コース登山口に着く。
石祠・・・石仏コースの云われになっている。
祀られているのは役(エン)の行者様、石鎚様、不動明王様らしい。
仏像ではないが山岳仏教関連ということは容易に想像できる。
不動明王は大海山東山麓の不動滝に祀られているし、行者様は串山連峰の
行者嶽近くに祀られている。こういう信仰の盛んな時代もあったのだろう。
ということは登山口から石祠まで、六根清浄と小さな声、または心中でつぶやき
ながら歩くと修行にもなるし、御利益もあるやもしれない。
アキノキリンソウのなれの果て、何か自身の末路を見ているようだ(笑)。
落ち葉踏み、無我を悟るは、この時ぞ・・・五七五にはなっているが、
どこかで聞いたセリフも混じっている。