70年前の8月15日、終戦記念日と終戦の日の二つの呼び方があり、最近では終戦の日が多く使われています。戦地に赴いた事のある父親は記念日と呼んでいましたから、昔は終戦記念日と呼んだのではないかな。
戦争当時の用語は言い替えが進んでいて、支那事変は日中戦争、大東亜戦争は太平洋戦争となっています。支那は軽蔑的だから、大東亜はGHQ(連合国軍総司令部)が使用を禁止したから、と言うより戦前、戦中の政権が名付けたものを否定したいからではと思います。ところでWordで「しな」を変換しても「支那」は出て来ないので、Wordが表現の自由を妨げている?
それでは本題。
終戦当時を語る事の出来る人は何歳くらいの方なのか計算して見ました。昭和20年(1945年)8月15日当時7歳なら終戦の記憶は定かと思いますが、現在77歳。もっと年齢が上で当時20歳であれば相当正確に状況を把握している筈で現在は90歳。終戦の頃を語るので有名な故林家三平師匠の奥さんの海老名香葉子さんが81歳。
地域や社会で責任ある立場にあった30歳、40歳、あるいはもっと年齢が上だった人達はと言うと、当時30歳の方が現在は100歳。つまり、終戦当時を語る事の出来る人はいずれにせよ高齢者。
身近に当時を知る高齢者が居てお話を聞けるのは価値のある事と思いますが、次第にそのような方々も少なくなりつつあります。しかも、ご自身の周囲の出来事が中心と思いますから、世の中を広く知る人は少ないのではないかな。詳しい正確な内容の分かる媒体があればと思います。
同じような試算を靖国神社に参拝するご遺族について。
この度の戦争の戦死者、いつ何歳で亡くなられたかは幅があります。仮に終戦時に20歳であったとしますと、そのご両親はご本人より一世代上(一般的な計算では一世代は30歳)、戦後70年経過しましたから、20+30+70=120、この試算ではご両親は現在120歳。戦死者が若く、ご両親との年齢差が小さい場合もあると思いますが、戦死者のご両親の靖国参拝はもはや極めて少ないのではないかと思います。
戦死者と同世代の方々、即ち兄弟姉妹や配偶者は現在90歳前後、戦死者のお子さんなら仮に当時ゼロ歳として現在70歳。いずれにしろ戦死者に近い肉親で靖国神社参拝の可能性のある方々は高齢化しています。次の代、つまり孫の代となると祖父の印象が無いと思いますので、靖国神社参拝が引き継がれるかどうかと言うと、難しい面があるのではないかと思います。
《コメントを下さる方々へのお願い》
コメントを下さる場合、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さるようお願い致します。
お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きたいと思います。
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終戦当時を語る事の出来る人は何歳くらいの方なのか計算して見ました。昭和20年(1945年)8月15日当時7歳なら終戦の記憶は定かと思いますが、現在77歳。もっと年齢が上で当時20歳であれば相当正確に状況を把握している筈で現在は90歳。終戦の頃を語るので有名な故林家三平師匠の奥さんの海老名香葉子さんが81歳。
地域や社会で責任ある立場にあった30歳、40歳、あるいはもっと年齢が上だった人達はと言うと、当時30歳の方が現在は100歳。つまり、終戦当時を語る事の出来る人はいずれにせよ高齢者。
身近に当時を知る高齢者が居てお話を聞けるのは価値のある事と思いますが、次第にそのような方々も少なくなりつつあります。しかも、ご自身の周囲の出来事が中心と思いますから、世の中を広く知る人は少ないのではないかな。詳しい正確な内容の分かる媒体があればと思います。
同じような試算を靖国神社に参拝するご遺族について。
この度の戦争の戦死者、いつ何歳で亡くなられたかは幅があります。仮に終戦時に20歳であったとしますと、そのご両親はご本人より一世代上(一般的な計算では一世代は30歳)、戦後70年経過しましたから、20+30+70=120、この試算ではご両親は現在120歳。戦死者が若く、ご両親との年齢差が小さい場合もあると思いますが、戦死者のご両親の靖国参拝はもはや極めて少ないのではないかと思います。
戦死者と同世代の方々、即ち兄弟姉妹や配偶者は現在90歳前後、戦死者のお子さんなら仮に当時ゼロ歳として現在70歳。いずれにしろ戦死者に近い肉親で靖国神社参拝の可能性のある方々は高齢化しています。次の代、つまり孫の代となると祖父の印象が無いと思いますので、靖国神社参拝が引き継がれるかどうかと言うと、難しい面があるのではないかと思います。
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