【ロジカル・シンキングがよく身につく】 6-7-206 第二章 ロジカル・シンキングの思考手法 論理思考に必須の思考手法 階層思考・過程思考・枠組み思考 リスキリング・ミニ講座
「筋の通った人生を送るためのリスキリング」
この度、日本人の多くが不得意としている論理思考力体得のための書籍「ロジカル・シンキングがよくわかる本」を、新規書籍に匹敵するくらい大幅改訂をして上梓することになりました。
ロジカル・シンキングを身に付けて、筋の通った思考をし、説得力ある表現力を身に付け、一歩上の人生を歩んでいただくことを祈念して、本書のご紹介をして参ります。
■7-2 第二章 ロジカル・シンキングの思考手法
「ロジカル・シンキング」というと難しく感じるかもしれませんが、ビジネスパーソンの皆さんは、すでに何らかのかたちでロジカル・シンキングを使っているはずです。それを更に深めて行くには、自己流では限界があります。
■7-206 第二章 ロジカル・シンキングの思考手法 論理思考に必須の思考手法 階層思考・過程思考・枠組み思考
第2章 ロジカル・シンキングの思考手法
2-1 思考手法 発散・収束思考
2-2 思考手法 演繹・帰納思考
2-3 思考手法 因果関係
2-4 思考手法 仮説思考法
2-5 思考手法 原理・原則主義と選択肢思考(オプション思考)
2-6 思考手法 階層思考•過程思考•枠組み思考
第二章は、ロジカルシンキングの3つの基本の❷「論理手法」として「ロジカル・シンキングの思考手法」というタイトルで、ロジカル・シンキングをどの様なアプローチで行うかという方法をお話しています。
第二章6節では、「思考手法 原理・原則主義と選択肢思考(オプション思考)」と題して、種好手法についてお話します。
ここで紹介する思考方法は、論理思考に不可欠なものです。第3章で説明するロジカル・シンキング・ツールと連携して使います。前節の「選択肢思考」が横方向の思考であるのに対し、階層思考と過程思考は縦方向の思考手法です。枠組み思考は、先人の知恵を論理思考に活かせる思考方法です。
最初にご紹介するのは、「階層(ヒエラルキー)思考」です。「階層」というのは、企業の組織形態を連想しますとわかりやすいでしょう。多くの企業で、会長・社長をトップとして、その下に取締役がいて、部長や課長などの管理職や、その下の監督層の業務を担う人がいます。大半は、社員といわれる人達です。
企業の組織体系は、一般的にはピラミッド型をしています。階層思考というのも同様で、大きな外転を細分化してゆく思考方法です。「思考を掘り下げる」という言い方をしばしばします。
2番目に紹介するのは「過程(プロセス/フロー)思考」です。時間の経過のように、流れに乗っ取り変化をしていくように、思考を時間やものの移動、業務フローのように流れていくやり方と同様に、それに合わせて思考をしていく方法です。
3番目は「枠組み(フレームワーク)思考」です。思考をするときに、何から思考を始めたらよいのか漠然としてしまいます。それをある形を前提に思考してゆきますと、思考を展開しやすくなります。例えば、SWOT分析表は、代表的なフレームです。
本節では、思考をしやすくすることを目的として、どの様な思考方法があるのかをご紹介しています。詳しくは、本書をご参照くださると幸いです。
■自己変革体験をベースにしたロジカル・シンキング書
ビジネスに役立つ論理的思考法「ロジカル・シンキング」が図解でよくわかる入門書です。2006年に本書初版を出版してから3回の大きな改訂を含む改訂を繰り返してきたロングセラー・ビジネス書の紹介です。
これまでは、本書出版の経緯と、類似他書外床が異なるかについてお話してきました。
ここからは「論理思考の必要性が高まっている」についてお話してまいります。
■ 本書執筆の契機
筆者は、必ずしも論理思考力を駆使して、商社マン10年、経営コンサルタント約半世紀を過ごしてきたわけではありません。むしろ、論理思考の必要性を痛感してきました。
そのために、業務を通して必死に論理思考力を身に付ける努力をしました。努力をしたといいますよりは、努力をせざるを得なかったのです。
その過程で、ロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングが、論理思考を業務に活かせることを発見しただけではなく、ロジカル・シンキングそのものが論理思考力を身に付けるための強化ツールであることも発見しました。
■ 他書とどこが異なるか
論理思考に関する書籍はコーナーがひとつできるほど、いろいろな書籍が出ています。ロジカル・シンキングは、その中でも比重が非常に高く、従って既刊書の数も他の分類よりも多くなっています。
はじめに
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/692dfe619907f019f9a684c1add0698f
本書は、大きく、次の5つの点で他書と異なっているといえます。
①論理思考を不得意としている者が執筆している
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a2aa5c16f1b08723ddf21c8a752259fe
②講演・執筆実績から内容が進化し続けている
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/acb4602f301f23a95cbbe7e6ded381d0
③筆者自身の思考力養成体験から執筆している
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/5050541b16a5cae084f732d87fc44b5e
④ハウツー本+トレーニングブックという性格を持っている
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/dc36796bde9414e31b8fc27090b6fb57
⑤ロジカル・シンキングだけではなくコミュニケーション力も重視
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/e6d3d4bb4f9f347885f339deef1111bc
■ 本書の内容
本書の目次は、下記のようになっています。
第1章 ロジカル・シンキングの基本と本質
第2章 ロジカル・シンキングの思考手法
第3章 ロジカル・シンキングで活用する便利なツール
第4章 ちょっと高度なツールでロジカル・シンキングに挑戦
第5章 ロジカル・シンキングによるニーズ把握
第6章 ロジカル・コミュニケーションで理解を得る
本書第1章から2章までは、論理思考力を高めるために、ロジカル・シンキングに不可欠な基本的知識を応用力として活かすには、なにが基本で、どの様な思考手法を「体得」したら良いのかという観点を重視しました。
第3章では、ロジカル・シンキングを行う場合に必要なツールについて、どのようなツールがあり、それをどのように使ったらより効果を上げられるのか、利用面からの分類と特質を詳説しています。
第4章以降は、ロジカル・シンキングを実務にどの様に活かすか、とりわけコミュニケーションを効果的に進めるには、ロジカル・シンキングを通した論理思考をいかに活かすかという視点で改訂しました。
本書は、単なる読み物として、あるいは参考書としてのロジカル・シンキングではなく、実務に使いながら、論理思考力を高められるように、「思考しながら体得する」をキーワードにして追補し、改訂しました。
■ 詳細情報・ご注文
書店でご注文して下さると幸いです。
アマゾンでも購入できますので、こちらからのご注文でも結構です。
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