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【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  信州・上田の歴史を映し出す会社名 3621-4c03

2024-12-03 12:21:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  信州・上田の歴史を映し出す会社名 3621-4c03  

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■   信州・上田の歴史を映し出す会社名 3621-4c03
 信州・上田は「蚕都」として栄えた都市だ。江戸時代から養蚕が盛んで、 幕末に鎖国が解かれるや、時の藩主・松平忠固はいち早く上田の生糸を横浜港 から海外に輸出させた。その後、日本は世界一の生糸輸出国になり、製糸産業 が大きく発展した。日本近代化は上田から始まったといっても言い過ぎではない かもしれない。

 近代日本を支えた製糸産業は戦後、衰退の一途をたどる。1989年(平成元年) に全国で約5万7000戸あった養蚕農家は2021年度にはわずか186戸にまで落ち 込み、国内の製糸工場の数は7社を残すのみとなっている。養蚕や製糸産業が 栄えた上田も現在は輸送用機械や精密電子機器などの産業が地域経済を牽引する。 桑畑は稲作や果樹、花き栽培の農地に姿を変えた。

 そんな上田市で「蚕」の社名を今に残す会社がある。K社だ。 造園業者向けにプロ仕様の業務用アルミ三脚を製造・販売する。「うちの三脚は、 頑丈で安定性が高い。伸縮機能の使い勝手もよく、特に造園業者に高い評価を いただいている」とK氏。Kのアルミ三脚は知る人ぞ知る トップブランドだ。

 創業は大正時代。「もともとは木工の仕事を営んでいたが、その技術を生かし て先代が養蚕農家向けに『まぶし』についた毛羽を取る機械を製造・販売した」 のが社名の由来だそうだ。やがて、養蚕の衰退が進む。桑畑からリンゴやブドウ などの果樹園に変わる中、農家のニーズに対応してつくり始めたのが三脚だった。 材料にこだわり、設計に工夫を凝らしたアルミ三脚は農家だけでなく、造園業者 の必須アイテムになった。

 「社名を残すのにはそれなりの意味がある。昔からの取引先に親しまれ、 企業イメージとして定着している」とK氏。その半面、「今の若い人は、 うちの社名が読めない。求人では不利になる」ことが悩みの種で、社名の変更を 検討している。激動の時代を生き抜いた会社ゆえの難しい経営判断を迫られて いる。

【 コメント 】

 地場産業に直接・間接に寄与できる企業は、その地元では不可欠な存在となり、存続しやすいです。一方、それに甘んじていては、生き残りが難しいという側面があります。

 同社の社名は、難読といって良いもので、若い人には読めないことが多いといいます。

 芸能人などで、難読名で成功している人は少なく、それでも人気が続いている人は、相当なる芸技なりキャラクタを持っているのでしょう。芸名だけではなく、社名を同様です。

 K社は、CI戦略を採ってはどうでしょうか。その結果、現社名で行くという結論に至れば、現社名を続けるのが良いでしょう。一方、社名変更をするという方針に転換される場合には、業種業態なり、事業内容なりが伝わりやすい社名にすべきです。

 たとえ、難読社名であっても、その名前が定着している場合には、社名は残し、ブランド戦略で対応するという方法も考えられます。素人判断で進めるよりは、CIなり経営戦略なりの専門家の支援を受けることをお勧めします。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月2日 ◇寝殿造系庭園 ◇群馬県 猿ヶ京温泉とその名前の由来 ◇日本の祭

2024-12-03 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月2日 ◇寝殿造系庭園 ◇群馬県 猿ヶ京温泉とその名前の由来 ◇日本の祭 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

12月2日

 北海道では、ときどき肉眼でもオーロラが見えるそうです。
 そのオーロラは、な「赤色」をしていたそうです。
 オーロラといいますと、緑色や白っぽいというイメージがありますが、「赤色」をしているオーロラを北海道でも見られることがあるそうです。
 オーロラが発生する高度が高いところでは、赤が強いのだそうです。
 北海道のような低緯度の地域からみますと、高い部分だけが見えますので、赤いオーロラになることが多いのだそうです。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

◆群馬県 猿ヶ京温泉とその名前の由来

 

 

 

 

 昔、おなかを空かせていたところを若夫婦に助けられたテジロ猿が、大やけどを負った夫婦の子供を治癒した温泉です。それが猿ヶ京温泉の始まりといわれています。

  無色透明で湯量が大変豊富です。止まることなく湧き出る摂氏56℃の源泉が、猿ヶ京の温泉郷一帯を長い間潤し続けています。

  江戸時代には笹の湯・湯島温泉と呼ばれ、名湯として賑いを見せた三国街道沿いの一角が、昭和33年にダム建設のために赤谷湖の底深く沈んでしまいました。この温泉街を移し、さらには名前も改め、近代的なホテル街へと生まれ変わったのが現在の猿ヶ京温泉です。(猿ヶ京温泉旅館協同組合サイトより)

  猿ヶ京温泉周辺には、ドールランドみなかみ、群馬サイクルスポーツセンター、たくみの里などの観光地もあり、ゴルフ場も近くです。

  民芸品店、民話、紙芝居が楽しめる『でんでこ座』などの郷土の香り漂う施設や、与謝野晶子をはじめとする、歴史や文学を学べる場所もあります。

  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/gunma/gunma-sarugakyou2014.htm

■【今日のおすすめ】

 【日本庭園を知って楽しむ】4-11 自然風景式庭園 - 寝殿造系庭園 概説

 庭園めぐりを趣味にしてから数年が経過しています。
 しかし、庭園に関する知識が乏しいですと、せっかく訪れても楽しみが半減されているのではないかと考え、一念発起して、日本庭園に関して学び始めました。
 それをご紹介するといいますより、自分のために記述し、それをお裾分けします。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  ■【今日は何の日】 12月3日 みかんの日 小汀利得氏誕生日

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。

 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。

 誰かの誕生日かも知れません。

 歴史上の出来事もあります。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  日本の祭がユネスコの無形文化遺産に登録 1202
 12月2日は、「秩父夜祭の日」です 。
 奇しくも2016年の夜祭りの日に、「日本の祭がユネスコの無形文化遺産に登録」というニュースが飛び込んできました。
 秩父夜祭りといいますと、京都祇園祭、飛騨高山祭と並ぶ日本三大曳山祭りの一つですが、これらを含む全国の山車が登場する33の祭り「山・鉾・屋台行事」が登録されることになったのです。
 父の出身地であります山形県新庄市、260年以上続く「新庄まつり山車行事」も含まれています。
 豪華な山車のパレードや江戸時代の作法にのっとった行列が特徴で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

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