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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月12日 ◇電池 ◇「なせば成る」の名言の地 山形県米沢市でカシャリ ◇経験から語るお節介焼き情報

2024-12-13 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月12日 ◇電池 ◇「なせば成る」の名言の地 山形県米沢市でカシャリ ◇経験から語るお節介焼き情報 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

12月12日

 トランプのアメリカ大統領返り咲きを支援した、イーロン・マスクのXに嫌気を指したユーザーが続々と、X離れを起こしているそうです。
 その受け入れ皿が、新興のSNS「Bluesky」(ブルースカイ)であり、メタ社が運営する短文投稿SNSの「Threads」(スレッズ)だそうです。
 とりわけ前者は、旧ツイッターの創業者の一人が運営するだけあって、画面も旧ツイッターに酷似し、使い勝手が良いのだそうです。アメリカと日本で利用者が急増していて、同社が日本で公演するなどして日本への期待が大きいことがうかがえます。

 コロナが5類に分類変更されてから、セミナーもオンサイトで開催するところが増えてきました。

 経営者・管理職の集まりに時々招かれますが、そこで、このような話をしました。

■ 「なせば成る」の名言の地 山形県米沢市でカシャリ

 

 

 

 

 大都会とはいえない、米沢の街ですが、二泊三日の旅は、時間不足でした。

 事前に米沢市役所の旅行関連の部署から、地図を送付していただいてましたので、事前準備をしたつもりでしたが、各所で満足のいく【カシャリ! ひとり旅】ができたわけではありません。

 雨模様であったり、カメラの調子が今ひとつ出遭ったりしましたので、それを言い訳にして、ご紹介いたします。

 歴代藩主の中でも、上杉鷹山は、経営コンサルタントという立場からも、その功績には敬意を表せます。

 また、子供の頃に母より教えられた「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」という上杉鷹山の名言は、私の大切な座右のひとつでもあります。

 読者の皆様にも、写真を通して、鷹山や、その子孫を育んだ上杉謙信を偲んで下さると幸いです。

 

 山形県米沢市 
 米沢 上杉神社周辺東 伝国の杜・松岬神社・鷹山像 
 米沢 上杉神社参道 謙信像・謙信公祠堂跡・鷹山像
 米沢 上杉神社境内・附属社 本殿・福徳稲荷神社・稽照殿 
 米沢 上杉神社周辺南 上杉記念館・文化伝承館・餐霞館 
 米沢 上杉神社周辺北 白子神社
 米沢 上杉家墓所 
 米沢 法音寺・千勝院 
 米沢 法泉寺 
 米沢 旧米沢高等工業学校・林泉寺 
 米沢 東光酒造 
 米沢 市内寺社(米沢駅南西) 皇大神宮
 米沢 市内寺社(米沢駅北西) 関興庵・東源寺
 米沢 市内寺社(米沢駅北西) 長命寺・我妻記念館
 米沢 市内寺社(米沢駅北西) 高国寺・近藤勇の墓所
  
 名所メニュー一覧

 

■【今日のおすすめ】

 ■【お節介焼き情報】 江戸っ子1号の活動から学ぶ

 半世紀にわたる経営コンサルタント体験から、コンサルティングや経営だけではなく、いろいろなことをお届けしています。

 話材としてご活用下さると幸です。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  バッテリーが人間の命に関わる c12

 リチウムイオン電池の開発に貢献した旭化成名誉フェローの吉野彰氏が、2019年のノーベル化学賞を受賞しました。

 破竹の勢いできた韓国サムスンが、世界的な経済停滞の影響を受けて成長が鈍化してしまいました。

 そこに追い打ちをかけたのがタブレットの電池不良問題です。

 サムスンすべての製品のバッテリーが不良ではないのですが、イメージダウンというのは怖いもので、サムスン製品の売上が落ちて、業績回復には多大なる経営資源を投資します。

 飛行機上で発火するのも怖いですが、宇宙を周回するISSの電池となると即生命に危険が迫ってきます。

 2016年12月に、コウノトリがISSに向かって日本製の電池や水などの物資を運びました。

 日本製品の安全性が再び見直されてきていますね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

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【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 8 あきらめるべきか、強行すべきか、それが問題だ

2024-12-13 07:15:36 | 【小説風】竹根好助のコンサルタント起業

  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 8 あきらめるべきか、強行すべきか、それが問題だ 

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。慣れないニューヨークを中心としたアメリカでのビジネスですが、時として折れそうになってしまいます。そのようなときに、若い竹根の支えとなってくれるのが、本社で竹根をフォローしてくれるかほりで、実務支援だけではなく、存在の有り難さに感謝を竹根です。

◆6章 苦悩
 商社マンは、商品を輸出すれば良い、というのが、それまでの商社の生き方でした。はたしてそれで良いのか、疑問に纏われながらの竹根好助でした。その竹根が、何とか現状で仕事をしながら活路を見いだそうと考えていました。
 しかし、問題は、そんなに簡単なものではなく、苦悩する竹根です。
  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

◆6-8 あきらめるべきか、強行すべきか、それが問題だ
 かほりの父親からの電話で、かほりをあきらめるべきなのか、それとも、自分の選んだ人との人生を考えるべきか・・・
 右に振れたり、左に振れたりと振り子のように揺れているうちに、次第に振幅は小さくなり、かほりをあきらめるところで止まりそうで止まらない。「熟慮断行の時が来た」という声が遠くに聞こえたような気がする。
 窓に指す陽に目が覚めた。振り子はあきらめのポジションで揺れるのをやめたのである。かほりのことで吹っ切れた竹根は、歩く足が軽く感じられた。本社からの手紙を見るとこれまではすぐにかほりとのひとときを思いだすが、その日はいつもほどではない自分をみた。一度決断すると切り替えが速いのが竹根の長所の一つでもある。
――俺は、こうして成長して行くんだ――
 忙しい一週間がまた始まった。その週は、近場での仕事が中心となるスケジュールである。市内の顧客を訪問したり、隣接する地域や隣のニュージャージーへも足を伸ばした。セントラルパークの西側にあるコロンビア大学の北にあるジョージワシントン橋を渡ったニュージャージー側は緑も多く、そこからのマンハッタンの景色は、摩天楼が林立する南側とはまた違った落ち着きのある雰囲気で、それが竹根は好きである。
 車で来た人がマンハッタンをゆっくりと見られるように、小さな展望スペースが設けられている。小さな公園風に仕立ててある。日本では、このようなところには税金を投じることがないのだろう。社会資本の違いもカルチャーショックの一つである。暮れなずむ夕日に、そこから見るジョージワシントン橋が光っている。橋の上で、帰宅する車のヘッドライトが、マンハッタンに向かうバックライトの赤よりも多い時間帯になった。
 アパートにたどり着いた時は、夜のとばりが降り始まめていた。竹根が住むアパートは、空から見た全体がU字型をしていて、通りに面した側に門がある。中庭には、季節の花が植えられ、中央には、煉瓦造りの守衛小屋がある。ライトアップをされている様は、メルヘンを感じさせる。中から管理人をしている黒人のジョーが白い掌を上げた。オールド・ブラック・ジョーというあだ名を竹根はつけている。
  <続く>

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