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【専門業】経営コンサルタント独立起業 5つの要諦1-1 自分自身を見つめ直す

2024-12-21 20:21:00 | 【話材】 ブログでつぶやき

■【専門業】経営コンサルタント独立起業 5つの要諦1-1 自分自身を見つめ直す

 仕事柄、経営士・コンサルタントへの独立起業の相談をしばしば受けます。

 最近は、検索サイトで「経営コンサルタント」をキーワードとして検索して、「経営士・コンサルタントへの道」のページから相談に来られる方が多くなりました。

 経営士・コンサルタントとして、いきなり独立するのではなく、手順を踏んでから独立起業されることをお薦めしています。

  その手順を「5つの要諦」としてまとめてみました。

メモ

■1 自分自身を見つめ直す
 「経営士・コンサルタント」という職業がかっこいい職業と思い込んでいる人が結構います。私自身、35年もの長きにわたり経営士・コンサルタントをやってきて、自分の天職と思っており、経営士・コンサルタントという職業に誇りを持っています。

 しかし、これから独立起業をしようという人には、「経営士・コンサルタントという職業でなければあなたの人生は成り立たないのでしょうか?」「なぜ経営士・コンサルタントなのでしょうか?」という質問をするようにしています。その必然性をじっくり考えてから、独立起業の準備に入り、準備中にもそのことを反復して考えるべきと思います。

 では、経営士・コンサルタントとして独立起業をしようという決心が固まったとします。それを前提に書いてゆきます。


1-1 経営コンサルタントとしての適性
 自分が経営士・コンサルタントに適しているかどうかは、「気力・智力・体力」と考えます。

 気力としては、「社会貢献をしたい」という抽象的なものではダメだとよく言われますが、私はその気持ちの深さ次第だと思います。

 自分のためだけなら経営士・コンサルタントはふさわしくないでしょう。


 経営士・コンサルタントに必要なことは、「お節介焼き精神」です。

 ご自身の懐を暖めたいのであれば、そのままサラリーマンを続けて社内で出世をするか、経営士・コンサルタントをめざすくらいですから経営について詳しいでしょうから、それを活かしてご自身で起業する方が良いでしょう。

【 注 】
経営コンサルタントを目指す人の60%が閲覧するといいます「経営コンサルタントへの道というページも併せてご参照くださると幸いです。

 *

■ 経営コンサルタント独立起業5つの要諦 サイトからも閲覧できます。

1.自分自身を見つめ直す
2.必要な知識・能力を身につける
3.事業ドメインの明確化と差異化
4.独立起業の必要資金の準備と予算
5.事業計画書で自分の考えをまとめる
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月20日 ◇クリスマス商戦とデパート ◇「あたりまえ経営のきょうか書」 ハーバードビジネススクールで唱える学ぶ上で最も重要なこと 0512

2024-12-21 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月20日 ◇クリスマス商戦とデパート ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 3-2 ハーバードビジネススクールで唱える学ぶ上で最も重要なこと 0512 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

12月20日

 この年末年始は、9連休になりますが、海外へ行くというよりも、国内旅行で済ませる傾向が強いそうです。
 この時期は、航空料金が季節料金で、高くなっています。一方、新幹線の予約は、今からでは厳しいようです。ただし、こだまを利用すれば、今からでも間に合うというアナウンスもあります。
 JRでは、予約が取りづらいことを少しでも解消しようと、JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」の自由席を、来春から現在の3両から2両に減らすと発表しました。予約を取りやすくするために年末年始など繁忙期には全席が指定となります。これが、どの程度の効果に繋がるかは解りませんが、努力は認めます。その反面、自由席があるからと予約をしていない人は要注意ですネ。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

◆ 2 ハーバードビジネススクールで唱える学ぶ上で最も重要なこと 0512

 ハーバードビジネススクールが、学生達に求めることとして、MBA教育の目的として以下のように記述されています。(日経新聞「私の履歴書」2002.11.09

   ハーバードビジネススクールで学ぶ最も重要なことは
   状況がはっきりしていないまま、
   限られた情報と限られた時間の中で、
   いかにに事態を分析し、
   判断を下すことである。

 現代の世界は、何が起こるのか、確実性を求めますと、「情報が不十分なので、結論を出すことは不可能です」というような答が返ってくることが多いです。

 われわれ経営コンサルタントは、それまでほとんど知らない企業に赴いて、その企業の問題点を明確にして、解決に取り組んだり、将来を見据えて、その企業の更なる発展を望める提案をしたりと、限られた情報による不確実な中で、判断をし、仕事をせざるを得ません。

 それでは、どの様に、私達、真のプロフェッショナルな経営コンサルタントは仕事に取り組むのでしょうか。

 「不確実で、不十分な情報の中で、今判断をするとしたら、この様な判断の下で、このように提案をします」という姿勢で取り組みます。

 このやり方には、異論が出ると考えますが、上記のハーバードビジネススクールの学生に求められる基本理念からもわかりますように、上述の姿勢がベターな策と考えています。

 一方で、不確実で不十分な情報の環境下で、最善の判断ができるかどうかが、プロなのか、セミプロなのかの分かれ目であり、“真”のプロフェッショナルとしての判断を下せることが求められているのです。

■【今日のおすすめ】

 【日本庭園を知って楽しむ】5-02 庭園を見る視点・要素 自然風景式庭園 中島(なかじま)

 庭園めぐりを趣味にしてから数年が経過しています。
 しかし、庭園に関する知識が乏しいですと、せっかく訪れても楽しみが半減されているのではないかと考え、一念発起して、日本庭園に関して学び始めました。
 庭園めぐりを始めた当初は、枯山水庭園など、庭園の良さが解りませんでした。しかし、関連知識が付いてくるにつれ、その良さが少しずつ解るようになってきた気がします。
 それをご紹介するといいますより、自分のために記述し、それをお裾分けします。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 9 懐かしい香りの便り

【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ デパート業界は必死で収益拡大をめざす C20

「越前屋、おぬし悪よの~~」  と悪役として出てくる越前屋と間違えられそうな「越後屋」は、三越デパートの前身です。

 1904(明治37)年12月20日に、東京・日本橋にあった三井呉服店が「三越呉服店」と改称して、日本で最初のデパートが誕生しました。

 現在の商号である「三越」は、三井家の「三井」と創業時の「越後屋」からとったものであることは、誰もが想像できます。

 子供の頃、デパートと言いますと、お子様ランチとおもちゃ売り場、屋上の遊園地というイメージです。

 12月20日は、「デパート開業の日」ですが、1991年のこの日に、トイザらスが日本上陸をした日です。

 クリスマス商戦で、おもちゃ売り場の売り上げをゴッソリと持って行かれる契機ともなり、その後、ネット通販にも顧客を取られ、苦戦の時代に入ってしまいました。

 そのトイザらスもアメリカでは、姿を消してしまいました。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

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【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー09 抜本塞源 問題解決と原因除去 ~ 原則をおろそかにして道理を乱す ~

2024-12-21 00:21:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー09 抜本塞源    問題解決と原因除去 ~ 原則をおろそかにして道理を乱す ~       


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

第4章 判断力を養いベターな意思決定
 ビジネスだけではなく、日常生活におきましても、私たちから「判断」をするという作業を切り話すことはできません。同じ状況においても、人により判断結果は異なります。例え論理思考で現状や状況分析をキチンとできても、また例え思考力の高い人でも、判断の仕方次第でものごとがうまくいくこともあれば、うまくいかなかったり、さらには悪循環に陥ってしまったりすることもあります。
 四字熟語の中には、私たちが判断に迷わないように、また迷ったときのヒントを与えてくれたりもします。迷ったときに、答を教えてくれるわけではありませんが、解決の糸口が見つかりやすくなったり、解決の時間を短縮してくれたり、よりよい解決策を見出したり、現状が悪化するのを防いでくれたりと、ヒントを与えてくださる時にはそれにより助けられることもあるでしょう。
 4ー09 抜本塞源    問題解決と原因除去
      ~ 原則をおろそかにして道理を乱す ~


「抜本塞源(ばっぽんそくげん)」は、「根本を忘れ、道理を乱す」という意味で、出典は春秋左氏伝です。ところが近年は、「抜本」は木の根から全てを抜き、「塞源」は水源をせき止めるという意味から、「抜本塞源」は「災難の原因を完全に除去する」という意味で使われることが一般的です。
 問題を解決するということは、大小あれど日々の生活の中で、何らかの形で存在します。問題があっても「快刀乱麻(かいとうらんま)」のごとく解決できる神様のような経営コンサルタントがいたら素晴らしいと思います。「快刀、乱麻を断たつ」の略で、「快刀」は「鋭利でよく切れる刃物」、「乱麻」は「乱れ、もつれた麻」のことを指します。よく切れる刃物で、もつれた麻糸のもつれた部分を切り取るように「こじれた物事を鮮やかに解決し、処理する」という意味です。
 東日本大震災で起こった原発問題ですが、ピーク時に大需要を持つ企業の15%電力削減が一律に適用されました。マスコミもピーク時のことばかりに偏重して報道していました。
 一般家庭もピーク時電力削減ばかりに目が行ってしまいますが、ムダな電力消費そのものを減らすだけではなく、電力消費そのものを減らす努力をすべきです。ムダなTV番組を減らすことにより、制作側、放送局、視聴電力等々を減らすことができます。ただし、このことは経済原則からしますと、異なった見方ができますが、上述のように解釈したいと思います。
 一方で、それによる経済的な側面をはじめ、多面的にそれによるディメリットも検証しなければなりません。その際にも根本を忘れて枝葉末節的な論争を延々とやっていてはならないとお思います。因みに「枝葉末節(しようまっせつ)」は、「主要部分ではない些末なこと」、すなわち「本質から外れたつまらないこと」という意味です。
 企業経営においても、しばしば類似した過ちを犯しがちです。「赤字である」ということから、「経費削減」「人員削減」と決めつけてはなりません。人間も生きるために最低限度のエネルギーと栄養が必要なように、企業にもそれが必要です。
 正しく原因分析をし、原因を根本から除去し、正しい方針で、正しい方法で解決することが望まれます。他書でも記述していますが、分最適ができても、必ずしも全体最適とは限りません。素人の生兵法で判断しては抜本塞源にならないことが多いことを忘れてはならないでしょう。
 マズローの欲求五段階説にもありましょうに、生活程度が高くなりますと、人間のニーズは多様化し、複雑化します。抜本塞源を意識することにより問題解決に結びつけやすくなりますが、昨今では「盤根錯節(ばんこんさくせつ)」している課題にしばしばであいます。
 インターネットのkotobankによりますと「盤根(ばんこん)」とは、下記のように説明されています。
雑木、特にもみじやぶな、姫しゃらなど根張りを見所とする樹種において、上根が癒着してひとかたまりになった状態を盤と言い、その根を盤根と呼ぶ。


「錯節(さくせつ)」の「錯」は「乱れて入りくむ」と言う意味で、「節」は「ふし」のことです。kotobankでは「 入り組んだ木の節」とあります。また「入り組んでいて解決しにくい事件や問題」ともあります。
 すなわち「盤根錯節」とは、根が張り、それが入り組んでいましたり、枝が複雑に絡んで節がごつごつしているようなことを指します。このことから、物事が複雑に絡み合っていて、処理するのが難しいことのたとえなのです。
 企業経営というのは、いろいろな問題が絡み合っています。それを整理するのが別項にあります「論理思考(ろんりしこう)」です。ロジカル・シンキング・ツールを使って事象を整理するのは大変ですが、それを実施し、全体が見えてきたときには、問題が解決していない段階でありましても、嬉しくなり、何としても解決に導こうという気になります。
 受験生の頃、数学の難問集に取り組み、解決できたときの快感は、登山で頂上を極めたときのそれに通ずるところがありました。経営コンサルタントも、クライアント・顧問先の問題を解決できたときには「“日本で”経営コンサルタントをやっていてよかった~」と叫びたくなります。少々古いですが、「日本で猫をやっていて良かった」というTVコマーシャルを見た人はわかる表現です。
 京都の鞍馬山を訪れたことがある人はご存知ですが、地上に根が露出して、ゴツゴツとなり、非常に歩きにくいところがあります。牛若丸がそれを利用して、ここで修行をしたと言われています。
 これを見たときに、盤根錯節という言葉を思い出し、上を見上げましたが、木々はすんなりと育って、錯節状態ではありませんでした。
 叡山電鉄鞍馬駅→徒歩10分→由岐神社→徒歩15分→鞍馬寺→徒歩20分→鞍馬寺・魔王殿→徒歩30分→貴船神社→徒歩30分(またはバス)→叡山電鉄貴船口駅(ウェブサイトより)というルートをある年の初夏に歩きました。
 まさか、山越え・峠越えとは知らず、革靴で行ったために往生しました。革靴といってもウォーキングシューズですが、右足の親指の爪が内出血して、黒くなり、数ヶ月した今もまだ抜け切れていません。
 訪れるところがどういう状態の場所なのかを事前に調査もせず、山に行きますと、自然に圧倒されて遭難に至ってしまうこともあるでしょう。
 若い頃は、山歩きが好きで、南アルプスを始めあちこちには行きましたので、「半山男」と言えますのに、この顛末は恥ずかしい次第です。
 何ごとも事前に情報収集しないとこのようなことになると自戒しています。
 因みに「山紫水明(さんしすいめい)」は「自然に囲まれた景色は清々しく、美しい」という意味です。山派紫に霞み、川は清らかに澄んだ流れをしているという、一幅の絵を連想させる四字熟語です。
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