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■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】1.資格から判断する

2020-06-05 05:46:00 | 【経営】 コンサルタントの選び方

■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】1.資格から判断する

 経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。

 何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。

 経営者・管理職向けですが、裏を返しますと、経営コンサルタントや士業の先生にも参考となると信じます。

本

■1.資格から判断する

 「経営コンサルタントの資格=中小企業診断士」と思い込んだり、中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格と勘違いしたりしていませんか?

 中小企業診断士の資格をとることは非常に難しいです。資格取得試験が年々難しくなってきています。

 そのために、合格するのは至難の業です。試験が難しいということは、広い知識を持ち、重箱の隅をほじくるような問題にも解答できるような受験準備が必要です。

 一方で、コンサルティング実務においては、知識よりは、経営コンサルタントとしての人柄や仕事への取り組み姿勢が重要です。

 とはいいましても、資格を持っているかどうかはやはり判断基準の一つとして重要です。独占業務としての経営コンサルタントの国家資格は日本にはありませんが、二大資格を知っていると良いでしょう。


◆ 経営士

 日本で最初にできた経営コンサルタント資格です。

 内閣府より認証をうけました特定非営利活動法人・日本経営士協会が、経営士の資格を認定しています。

 実務経験を重視するなど、審査が厳しく、現在、千数百人の経営士がいらっしゃいます。
 厳選されていますので、登録資格をお持ちの先生の数は、それほど多くはありませんが、異なった専門分野の先生が、チームを組んで活躍しています。


◆ 中小企業診断士

 中小企業振興法に基づく業務をするための資格で、資格をお持ちの先生は、中小企業庁に登録されています。

 資格をお持ちのせは1万人を超えているとみられます。

 しかし、大半が企業勤務のサラリーマンでありましたり、組織などに所属したりして活動している方々です。

 全てが経営コンサルタントとしてサービスを提供しているわけではないのです。

 残念ながら、プロといえる人は、経営士の場合と同様に、それほど多くないようです。


 この様な現状ですので、信頼でき、自社にマッチする経営コンサルタントを見つけ出すことは、大変難しいことです。

  【 注 】 上記は、正確な統計数値に基づいたものではありません。
 

 

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