雨でソフトバンクのマジック消滅…日本ハムは十二回コールド引き分け
SBのマジック消滅はそれでよいとしても、誰もが目を疑う引き分けとは、勝負事
(野球)は下駄を履くまでわからないとは・・・。
5回終了時の日ハムベンチは、「今日は頂きムード」で監督、コーチ陣は笑顔で談笑
中というシーンがTVで流されましたが、まさか7回に7-1から同点に追いつかれる
とは。
TVを見ていた私もまさかの逆転負けかと身が凍る思いをしましたが、大量リードに
油断をして冷や汗をかいたのは、7回に及んでも先発加藤をマウンドに送った監督自
身だったでしょう。
31度を超す熱暑のマウンドに、7回を迎えても先発加藤投手を送り出した意図は
分かりませんが、本気でSBを追い越そうとしているなら、あってはならないミスを
したわけです。
多分今回も「俺が悪い!」で済ませるでしょうが、今日の戦い方は今後の試合に大き
く響いてくるのではないかと気がかりです。
今日の試合結果は加藤投手を含め、後を引き継いだ投手陣にはまったく責任はなく
試合の流れが読み切れなかった監督、コーチ陣のボーンヘッドにほかなりません。
先発加藤は良く頑張りましたし、攻撃陣も良く働いていました。
【6回までの好投は報われなかった加藤貴之投手】
【5回表、陽岱鋼選手 左越え12号2点本塁打で6-1とリード】
すっかり楽勝ムードに陥っていた選手も6回の追加点で油断をしたこともあるでしょうが
ここぞという時にヒットが出ていたなら、楽々逃げ切りに成功をしたと思います。
しかし、一度逃げ切り態勢に入った打線に多くを求めるのは酷と言うもの。
誰もが好投の加藤投手は、6回を投げ切った時点でお役御免と思っていたのでしょうが、
続投の結果はまさかの7回6失点というグーの音も出ないことにつながります。
これはベンチの油断以外の何ものでもありません。
引き分けで首位SBとのゲーム差は1としましたが、勘が冴えない「栗山監督の続投宣言」
は果たして吉と出るか凶と出るのか、しっかりと見守りたいと思います。