髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

民進党はまたもや柳の下の泥鰌を狙うのですか? 大波乱の幕開けの予感がします

2016-09-17 13:48:34 | 政治

9月17日 その3312『逢坂誠二の徒然日記』(5009)



民進党の党首選では国籍問題で揺れに揺れた蓮舫参院議員が一回の投票で過半数に 達し、前原、玉木両衆院議員を退けて新党首となりました。

国籍問題云々に至る経緯は、法的にも問題がないようなので気にはしていませんが、今の民進党にはこの人以外に野党第一党をまとめて安倍自民党に対抗をする人材がいなかったのでしょうか。
蓮舫氏といえばかっての民主政権時代、「公共事業等の仕分けで~スパコンは2番じゃダメなんですか~」と言い放ち、突如として衆人の注目を浴びた議員ですが、歯に衣着せぬ言動が今後も「舌禍」として話題になる気がします。
そのような事から、果たして今までの実績も薄く、知名だけが先走りをしてきたと思われる女性党首は、政権与党からしてみたなら赤子の手をひねる如く、「これで野党は扱いやすい」とほくそ笑む姿が目に浮かびます。


道内出身の衆参議員の多くは、派閥の影響で新党首を推薦し投票をしたように報道をされていますが、党首となった蓮舫氏が最初に手を染めたのは、地方、国会議員の「公認権」を握る幹事長職に、かっての民主党政権の崩壊を招いた野田元首相を選んだことでした。
かっては消費増税に反対の意を唱えた川内博史氏(鹿児島2区)は、野田政権時代3か月の党員資格停止という重罰を科せられ「川内博史は離党しろ。さもないと応援せんぞ」とまで言われたとも聞いていますが、民主党をぶっ潰した彼を幹事長に選んだことは、この先「民進党の崩壊」への序章となるでしょう。


民進党には期待はしないという声は、菅元首相の原発事故への対応の悪さと、TTP賛同そして財務省のいいなりで消費税アップに同意をして解散添い選挙に持ち込み、大敗を喫した元凶が野に下ることなくぬけぬけと衆院の椅子に座っていることもあるのではないでしょうか。
私は総理経験者は再び議員として赤絨毯は踏まないという過去の不文律に賛同をしていますが、選挙戦の大敗を喫しつつも議員の椅子にすがりつき、ましてや公党の権力の座を掴む方式は、日本という国を行く先のない迷路に導いている安倍首相と麻生財務大臣と同じ道を歩んでいるとしか言えないでしょう。


逢坂誠二議員は議員総会の白けた空気の中「かっての衆院大敗での総括」を新幹事長に求めたとブログで綴っていますが、それに対する言質は得られなかったと失望をしています。
私自身は党員でもなく、組合依存(連合)の国会議員はひも付き議員であり全く信用をしていませんが、この混沌とした時代に真に向き合うリーダーは、国民の意見(民意)を真摯に受け入れなければ、政治家個人も政党も必要悪として消えていくでしょう。
次の真の野党として既存の政党が真価を発揮するのか、はたまた民進党が分解をして新たな党が立ち上がるのかは分かりませんが、いよいよ福一問題が大変な状況ともなれば、北海道としての役割はますます大きくなります。
党是や派閥に縛られない物言える政党を国民そして北海道民は望んでいるのではないでしょうか。