夕程の(ユリ科)花言葉は、麗しき姿。ユリ科の多年草。本州中部の山地や高原に自生する。高さ一メートルほどの茎の上に、ユリに似て細長い花を開く。淡黄色で芳香がある。夕方開花し、翌日午前にはしぼむことからユウスケ、花色からキスゲの名がある。同じユリ科キスゲ属二っ光とは別の植物である。「黄菅咲くその芯を見し空を見し 依田明倫「夕菅も星もひらき草千里 宮本完尾」「夕菅の果てより籠るる太一かな 松崎靖弘」「夕菅に多菅の月ありぬ 油山シゲ子」「夕菅や佳き言の葉のまだミミに 小林草山」星の数より夕菅の花の数 河野扶美」「夕菅と辺別るる明日のなきごとく 五島白羊」「夕菅やどの家の灯もつつましき 泉 直樹」「夕菅やどの家の灯もつつましき 泉 直樹」「夕菅や佐渡の流人は佐渡に果て伊藤祥子」。小野瑞枝;夕菅や旅雲の時間はじまりぬ 小野謙治)
今朝テレビを見る.べスイチイスイッチをいれるもつながらないので調べたところ、テレビも付かない。画面には、パソコンの調整もしくは、アンテナをつけけないと思いテレビの画面には調整をするようにと表示された。以前はアンテナを使用していたが、必要ないと思い、て徹去していた。従い再度アンテナを買う必要がある。今日購入し取り付けて調整することとする。ブログの更新の理由でる。
トロロアオイ(アオイ科)花言葉は、知るらねる恋。中国原産,葵。東アオイ科の一年草。観賞用に庭に植えられる。高さいう一メートル葉は互生し、列片は細長い形で緑に粗い鋸歯がある。7~九月,花が横向きに咲く。7∼く月、葉の腋から10~20センチの黄色い花が横向きにさく。花弁は螺旋状に重なり,基は暗紅色。雄蕊は多数集まつて筒状をなす「トロロアオイ」の名は根に粘液を含むことに由来。この粘液を和紙を作るときの糊とする。液径月烈扁は細長い鋸歯以上に直立し、大形の掌状の葉を互生する。七月中旬から葉の腋に大きな五弁の花を横向きに開く。色は淡い黄色で、中心部が濃い紫色になる。一日でしぼむ。もとは根を薬用とし、和紙を作るときの糊の原料として使われた。「黄蜀葵の花雪崩れ咲き亡し村 加藤楸邨」「あるきいて日暮るるところあおいかな 森澄雄」「ほてい草月の面を流れゆく 中村草田男」。(ほてい草月面を流れゆく 謙治)
鹿の子百合;ユリ科花言葉は、富と誇り;威厳ユリ。鬼百合;鉄砲百合;笹百合;姫百合;車百合;山百合:鹿の子百合;透百合;白百合;紅百合。ゆり科の多年性球根の総称。北半球に約70種自生している。鱗茎から芽を出し、ササの葉に似たはを互生する。花は三枚の蕚と三枚の花弁がらなり、芳香を放つ。名の「百合」は「揺り」の意、「百合」は鱗片が重なり合うことによる。六、七月頃開花するが、白いラツパ状の鉄砲百合、黄金色の筋がある山百合、上向きに咲く透明百合、花の奥に突起のある鹿百合など、種類によって趣も多彩。日本古来に詠まれ、西洋では純潔の象徴とされる。「見事やと誰も五体を百合の花 貞徳」「鬼百合や蛍火とぼす燈台鬼 季昏」「花をやれとかく浮世は車百合 宗因」「鬼百合にそふいばら木のかくれかな 信徳」「ひだるさをうなっき日あひぬ百合の花 支考」「木の下や夜明けかかる百合の花 浪化」「朱硯に露かたぶけよ百合の花 蕪村「星の夜も月夜も百合の姿かな 蘭更」「ゆりあまた束ねて涼し伏見舟 召波」「山百合を捧げて泳ぎ来る子あり 富安風生」「すぐひらく百合のつぼみをうとみけり 安住 敦」「百合の香を深く吸ふさへいのちかな 村越化石」「ひらききる百合はまつしろ海炎ゐむ 鷲谷七菜子」「仏壇の中暗きに百合開く 菖蒲あや」「野の百合は柩の花となりにけり 石田克彦」「百合伐つて崖を荒らせり多佳子の忌 橋本美代子」「たくさんの百合添へて死を頂戴す 正木ゆう子」「寒桑の子百合の苔なやうに立つ 森賀まり」「百合咲いて裏が表になるわが家 蓬田紀枝子」「青空へ百合の念力のぼりけり 保坂敏子」「ロ上の幾久しくと百合匂ふ 平間裕子」「カサブランカリリーの白で嫁ぎゆく 長谷川智弥子」「君に合ふ年に一度の百合手向け 皆谷露子」「烙印のごとくに胸の百合花粉 毛利 令」「生きて世はいつも断崖百合咲けり 飯塚まさよし」。(うつろなる老幹にして花盛り 小野瑞枝;冷房を出て身の膨れゆく思ひ 謙治。)
さぎ草;ラン科(花言葉は心の強さ)ラン科の多年草。山野の日当たりの良い湿地に自生し、観賞用に栽培される。現在、自生のものは絶滅危惧種。20~40センチの直立する茎のしたに線形の葉を出す。7、月八月頃、茎の先に1~4個の純白の花をつける。三月頃、に裂けた唇弁と後部の長い巨を、詐欺に見立てた名。「鷺草や風にゆらめきく片足だち 淑山」「うめ散つて鷺草白き木蔭かな 抱一」「風が吹き鷺草の皆飛ぶが如 高浜虚子」「鷺草の鉢を廻して見せにけり 森田公司」「鷺草と運ばれ風に降り立ちし 北見弟花」「鷺草の風出て夢見心地なる 柿谷房子」「鷺草の夜も崩さぬそだつ姿 松村和喜」「鷺草より家の奥より母の声 関一路」。(看とりいて更けゆく夜の虎落笛 瑞枝;電工夫誰も見上げゆく小春かな 謙治)
朝顔(ヒルガオ科)ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草。花言葉はやさしい愛情」日本、朝鮮半島、中国に分布し、明るい草原に生える。蔓性で他のものに巻き、六、七月頃、葉腋に直径五センチ程度の淡紅色の花をつける。都会の空地にも生え、金網にからみ可憐な花を咲かせるが、気にとめる人もなく、どこか寂しげである。「昼顔に米搗き涼むあはれなり 芭蕉」{子どもらよ昼顔咲きぬ爪むかん 芭蕉」「昼顔や魚過ぎたる浜の道 桃妖」「昼顔や夏山伏の峰伝ひ 支考」「昼がほや子お運ぶ鼠垣根より 召波」「昼顔や夏山伏の峰伝ひ 支考」「昼顔や子を運ぶ鼠垣根より 召波」「昼顔や夏山伏の峰伝ひ 支考」「昼がほや子を運ぶ鼠垣根より 召波」「昼顔がほや煩ふ牛のまくらもと 蕪村」「昼顔や行く人絶えし野のいきれ 凡兆」「とうふ屋が来る昼魁が咲きにけり 一茶」「ひるがほに一息つくや米飛脚 蒼虹」「ひるがほを踏みて眺めぬ塩屋埼 前田普羅」「昼顔のほとりによれの渚あり 石田波郷」「昼顔や流浪はわれにゆるされず 鈴木真砂女」「昼がほに電流かよゐはせぬか 三橋鷹女」「昼顔のあはれは途方に暮るる色 飯島晴子」「昼顔や渋民村に家少し 雨山 實」「昼顔の揺れかく揺れわれは昼顔 阿部完市」「昼顔の見えるひるすぎぽるとがる 加藤祐乎」「昼顔や捨てらるるまで楊痩せて福永耕二」「昼顔や捨てらるるまで曜痩せて 福永耕二」{きさかたのひるがほ紅をしぼりけり 黒田杏子」「わが痩せの極まり昼顔の丘 永島靖子」「昼顔なさすらいやまぬ足がある 鳴戸奈菜」。昼顔はやさしい花よあかるくて 謙治。
朝顔;ヒルガオ科の蔓性一年草。原種は熱帯アジアとされ、ネパールで原種が発見されている。日本へは1000年以上前薬草として中国から渡来し、花が美しいので観賞されるようになつた。広く栽培されるようになつのは江戸時代である。晩夏から秋にかけて、巻蔓が支柱や垣根に絡んで伸び、早朝、漏斗状の花を開き、昼にはしぼむ。旧暦の七夕の頃の花と言われ、牽牛の別名を持つ。「御簾の外や朝がほに自脈とる女 言水」「朝顔に我は飯くふ男かな 芭蕉」「あさがほや昼は錠降ろす門の垣 芭蕉」「あさがほや夜は葎のばくち宿 去来」「看径の間を朝顔のさかりなり 許六」「朝顔に釣瓶とられてもらひ水 千代女」「朝顔も実勝ちになりぬ破れ垣 太祇」「朝がほや一輪深き淵のいろ 蕪村」「朝がほや日髭も薄浅黄 召波」「朝顔や島原萼のものどり道 凡蝶」「朝児や露もこぼさず咲きならぶ 茎良」「朝顔の垣っや上野の山から 正岡子規」「朝顔や濁り初めた市の空 杉田久女」「朝顔や百たび訪は母死なむ 永田耕衣」「朝顔の的と紺ばかりかな 石塚友二」「朝顔やひとはひとつの顔に老い 加藤楸邨」「朝顔の紺のかなたの月日かな 石田波郷」「爪立ちて生く朝顔白ばかり 千代田葛彦」「戦没の霊あり余る野朝顔 伊丹三樹彦」「学校が好き朝顔に水をやる 津田清子」「朝顔も終わりし路地の雨さみし 菖蒲あや」「朝顔が日ごと小さし父母訪はな 鍵和田柚子」「次女に生まれて朝顔の紺がすき 渡辺恭子」「朝顔のふるへる水をかけにけり 今瀬剛一」「朝顔にのぞかれガばとはな起きぬ 吹田狐蓮」「朝顔やきのうはふは深き淵を見て 永島靖子」「あさがほや奈落のふちのやわらかく 正木ゆう子」「暫くはこの朝顔の団十郎 中川須美子」「朝顔ののぼりつめたる苦界かな 鳥羽三郎」「馬過ぎて朝顔ひとつ大きかり 菅原闘也」「箱に咲く朝顔銀座裏通り 松尾隆信」「朝顔を簾に這わせ谷中なる 山中宇田子」「朝茶事の朝顔市一花団十郎 斎藤小夜」「朝顔やパン生捏ねて餅つき機 大沢秀子」「朝顔の海の深さや命とは 永井喜久司」「あさがほの二葉にうくるあつさかな 去来」「あさがほの二葉にうくるあつさかな 去来」「朝顔の双葉のどこか濡れゐたる 高野素十」「生徒五人朝顔苗を五本植う 向笠和子」。(朝顔や昨日の花の枯れ添へる 小野瑞枝;一雨後の涼しき蝉の高音にも 謙治」。
ハマボウフウ(アオイ科)花言葉は、楽しい想い出。セリ科の多年草。海岸の砂地に自生するハマボウボウのこと。栽培もされている。野生のものは根が砂中に深く伸びていて、砂を掻き分けると白い地下茎があり、地上茎があり、地上茎は短く砂上に広がり、夏、茎の上に白い小花が半球状に密集して咲く。セリに似た若葉は紅色の葉柄をもっていて美しく、辛味があって香りが高いので刺身のつま、などに用いる。中国、朝鮮半島などに分布する薬用のボウフウとは別種。「防風や花に捲く日の浜遊び 守渓」「風強摘まんと浜に出る 高浜虚子」「潮の香のをりし強し防風摘む 大橋越央子」「美しき砂をこぼしぬ防風籠 富安風生」「防風掘しだいに友を置き」「こよいなきは浜防風の茎のいろ 岸原清行」「防風を摘んで岬のは端を見る 星野高士」「防風掘る砂の中まで日の匂ひ 和泉梅里」「ふりむけば地中水平防風つむ 熊沢三太郎」「堀串をも籠を持つも足らず防風掘る 平田冬か」「破船まで津ずく風紋防風摘む 池内けい吾」「見せるため浜防雨風を一掴み 森野 稔」「嫁ぐ娘とひたすらに摘む浜防風 佐藤信子」「つく膝は砂に沈みて防風掘る 村山葉子」。(花ユッカ舟より海女どつと 小野瑞枝;額咲けりふらこふらこ毎の凌 小野謙治)
ハマボウ(セリ科の多年草。海岸の砂地に自生しているハマボウフウのこと。栽培もされてい。野生のものは根が砂中に深く伸びていて、砂を掻きわけると白い地下茎があり、地上茎は短く砂上に出る。厚く光沢のある葉は砂の上に広がり、夏、茎の頂に白い小花が半球状に密集しゅうして咲く。春先に出る芹に似た若葉は」紅色葉柄をもって美しく、辛味があって香り髙いので刺身のつま、酢ものなどに用いる。中国、朝鮮半島などに分布する薬用のボウフラとは別種。「防風や花に捲く日の浜遊び 守渓」「風強し摘まんとはまに出る 高浜虚子」「潮の香のを強し防風摘む 大橋越央子」「美しき砂をこぼしぬ防風籠 富安風生」「防風掘しだいに友を置きざりに 菊池恒子」「こよいなきは浜防風の茎のいろ 岸原青行」{防風を摘んで岬の端を見る 星野高士」「防風掘る砂の中まで日の匂ひ 和泉梅里」{ふりむけば地中水平防風つむ 熊沢三太郎」「掘串をも籠を持たず防風掘る 平田冬か」「破船までつずく風防風摘む 池内けい吾」「見せるため浜防風を一掴み 森野 稔」「嫁ぐ娘とひたすらに摘む浜防風 佐藤信子」「つく膝は砂に沈みて防風掘る 村山葉子」。(集魚昼は夏日を集めをリ 小野瑞枝:虫の夜やすこやかな地の息ずかひ 謙治)