昨日は散々でした。
こんな経験初めて。というか わたしってなんて愚かなんだろうとつくづく思ったのでした。
後先を考えずに 行動してしまうところが ときどきあるのですが、それが昨日は・・・
全国ニュースで取り上げられていた秋田の冠水。朝午前5時 外を見たら雨。今日はウォーキングは無理だなと思いながら おもむろに新聞を開き 読み始めました。でもすぐに外は雷が。大粒の雨も。
母のところの生ごみを出しに行く予定だったのですが、あまりにも雷が鳴るし 雨はひどいしで 7時過ぎまで待ってから 行けないよねーという電話をしました。母もそうだよねー無理しないで ゴミは次でもいいから なんて会話をしていました。
その後 雨はやむどころか 時間を追うごとにひどくなっていきました。なんとなく気になって、電話をし、母に状況を確かめに。
どんどん道路の水が高くなっているし、車庫のところまで水が上がってきているし、物置きの下から水が上がってきていると言われ 大変だ!と。
どんなにか心細くしているだろう 手助けできることはないだろうか との思いで とるものもとりあえず 車で向かいました。
途中 橋の手前の大きな交差点で 交通規制。迂回させられました。橋の手前が冠水しているということ。これはますます・・・心配しながら 迂回先を行くと、橋を過ぎたところは水浸し。母のところに行くまでに何度か水浸しの道路を運転。
最後は 両脇が田んぼの道路なのに、田んぼはどこにあるの?と言う感じで 水の中をあるべきはずの道をさぐりながら水を漕ぎつつ 向かいました。ほんとに車の半分が埋まっていたのです。それでもそのときは 母が心配で家までこのまま行こう!と思っていたのです。
ところが母の家に曲がるその場所に トラックが立ち往生していたのです。仕方がないので 急きょ知り合いの家の玄関前に斜めに止めました。そこから歩いていけないかと思ったのです。
でも止めたあとで気が付きました。どんどん水が増えてきてドアを開けたら水が一気に車に入ってくるということに。
母に電話をし あれこれ話しているうちに 母に
「そこにいたって駄目だ。エンジンかかったら 向こうの広い場所まで行ってみれ」と言われました。そこでハッとして足元を見たら すでに車の中に水がたまっていました。慌てて エンジンをかけたら かかったのです。水の中なのに。もう無我夢中でそのまま水の中を突っ切っていきました。町内の中でも母の家が奥にあるその中間の道路20mぐらいの間が 一番ひどくて 男性が腰のあたりまで水に埋もれて歩いていました。
わたしはようやくの思いでその広い駐車場に着き、母と電話。まずは雨が収まるのを待とうということにしました。それからお昼頃まで ときどき電話しながら 外に出て道路の状況を確認。母が家の前の水が引けてきたというので 荷物を持って歩いていってみました。
ところが 母のところは中央の道路よりも少し高い位置にあるのか 水がひけてきたというのに、行くまでの道路がまだ冠水したまま。どこに側溝があるのか全然わかりません。長くつで水の中に入っていったのですが、長くつの中に水がどんどん入り ひざの高さを超えてきました。これ以上は無理だなと思い 車に戻りました。
一度 自宅に戻ろうということになり、自宅に戻り 車の水を駐車場でかきだしタオルでしぼり その作業に30分以上もかかりました。部屋を片付け 母が来てもいいようにして電話をかけると「消防団の人が来て 避難するようにって言われた」とか。いよいよこれは大変だと 思いました。川の水が溢れてしまったら あそこはひとたまりもありません。母に荷物をまとめておくようにと話したら
「少し様子をみて お前が一緒にいて いざとなったら車で逃げるようにしよう」と言われました。最初は すぐにも家に連れてこようと思ったのですが、母が別の場所で寝起きするのは本当に大変だということをわかっているので できれば自宅にいたいと言うのは想像できました。そこでわたしが必要なものを持っていきました。
すでにあんなにどっぷりあった道路の水はなくなり 田んぼも見えていました。それでまずホッとしました。母と ずっとあれこれ話して ふたりともどっと疲れたなぁという顔でした。それでも川の水がどんな様子なのかは 心配でしたが、時間が経つにつれて 思ったよりも不安は消えていきました。
母が 早く解除しないかなぁと言いました。避難所にいる人には解除の連絡が入るだろうけど 自宅にいる人には知らせがないだろうなとも言っていました。わたしはそんなことないだろうって思ったのですが 反論せずにいました。午後8時45分ごろかな なんだか外で放送があるなと思って 出てみました。避難勧告解除 でした。
昨日より以前に市の広報に緊急連絡メールの登録というのが掲載されていて 何気なく登録しました。それが今回はとても役立ちました。何度も入る近況連絡に 一喜一憂していましたが、安心感が持てました。最後の避難解除のメール 夜中の川の氾濫に注意警告も 氾濫解除メールも 気持ちを引き締めたり 楽になったりでしたが、その都度 これを送ってくれた職員の方々の夜夜中を徹しての仕事に感謝したい気持ちになりました。一軒一軒避難勧告に回ってくださった消防団の方々、ご近所同士 助け合っていた姿にも 感謝の気持ちでいっぱいでした。
夜が明けて まだ避難されている方がいると新聞を見て知りました。また道路の決壊や泥水が残していったむごい有様もまた これからの作業のことを思うと ほんとに大変だなと思います。幸いにも母のところはぎりぎりの線で水が引けていったので良かったのです。車庫の中は20cmぐらいのところまで水が上がっていたのか その部分まで水の跡がありました。ほんとに後少しで 床上浸水でした。
それにしても 母の近くまで行って 何もできず その上 車を水浸しにしてしまうなんて ほんとにわたしは冷静さに欠けるなぁと思いました。よくよく考えて行動していたら もっと別の道から行っていればよかったのに・・・近所のだんなさんがわたしが水の中をつっこんでいくのを見ていてびっくりしたそうです。ほんとにお馬鹿さんです。トホホ。
さて これからまた母のところに戻ります。片づけなくては。なんでここにいるかというと 昨日慌てていったので 洗顔 歯磨き忘れたのです。で 6時半に戻ってきて さっぱりしたということでした♪
ではみなさんご機嫌よう。今日は猛暑になるというので 熱中症に気をつけてくださいね!
こんな経験初めて。というか わたしってなんて愚かなんだろうとつくづく思ったのでした。
後先を考えずに 行動してしまうところが ときどきあるのですが、それが昨日は・・・
全国ニュースで取り上げられていた秋田の冠水。朝午前5時 外を見たら雨。今日はウォーキングは無理だなと思いながら おもむろに新聞を開き 読み始めました。でもすぐに外は雷が。大粒の雨も。
母のところの生ごみを出しに行く予定だったのですが、あまりにも雷が鳴るし 雨はひどいしで 7時過ぎまで待ってから 行けないよねーという電話をしました。母もそうだよねー無理しないで ゴミは次でもいいから なんて会話をしていました。
その後 雨はやむどころか 時間を追うごとにひどくなっていきました。なんとなく気になって、電話をし、母に状況を確かめに。
どんどん道路の水が高くなっているし、車庫のところまで水が上がってきているし、物置きの下から水が上がってきていると言われ 大変だ!と。
どんなにか心細くしているだろう 手助けできることはないだろうか との思いで とるものもとりあえず 車で向かいました。
途中 橋の手前の大きな交差点で 交通規制。迂回させられました。橋の手前が冠水しているということ。これはますます・・・心配しながら 迂回先を行くと、橋を過ぎたところは水浸し。母のところに行くまでに何度か水浸しの道路を運転。
最後は 両脇が田んぼの道路なのに、田んぼはどこにあるの?と言う感じで 水の中をあるべきはずの道をさぐりながら水を漕ぎつつ 向かいました。ほんとに車の半分が埋まっていたのです。それでもそのときは 母が心配で家までこのまま行こう!と思っていたのです。
ところが母の家に曲がるその場所に トラックが立ち往生していたのです。仕方がないので 急きょ知り合いの家の玄関前に斜めに止めました。そこから歩いていけないかと思ったのです。
でも止めたあとで気が付きました。どんどん水が増えてきてドアを開けたら水が一気に車に入ってくるということに。
母に電話をし あれこれ話しているうちに 母に
「そこにいたって駄目だ。エンジンかかったら 向こうの広い場所まで行ってみれ」と言われました。そこでハッとして足元を見たら すでに車の中に水がたまっていました。慌てて エンジンをかけたら かかったのです。水の中なのに。もう無我夢中でそのまま水の中を突っ切っていきました。町内の中でも母の家が奥にあるその中間の道路20mぐらいの間が 一番ひどくて 男性が腰のあたりまで水に埋もれて歩いていました。
わたしはようやくの思いでその広い駐車場に着き、母と電話。まずは雨が収まるのを待とうということにしました。それからお昼頃まで ときどき電話しながら 外に出て道路の状況を確認。母が家の前の水が引けてきたというので 荷物を持って歩いていってみました。
ところが 母のところは中央の道路よりも少し高い位置にあるのか 水がひけてきたというのに、行くまでの道路がまだ冠水したまま。どこに側溝があるのか全然わかりません。長くつで水の中に入っていったのですが、長くつの中に水がどんどん入り ひざの高さを超えてきました。これ以上は無理だなと思い 車に戻りました。
一度 自宅に戻ろうということになり、自宅に戻り 車の水を駐車場でかきだしタオルでしぼり その作業に30分以上もかかりました。部屋を片付け 母が来てもいいようにして電話をかけると「消防団の人が来て 避難するようにって言われた」とか。いよいよこれは大変だと 思いました。川の水が溢れてしまったら あそこはひとたまりもありません。母に荷物をまとめておくようにと話したら
「少し様子をみて お前が一緒にいて いざとなったら車で逃げるようにしよう」と言われました。最初は すぐにも家に連れてこようと思ったのですが、母が別の場所で寝起きするのは本当に大変だということをわかっているので できれば自宅にいたいと言うのは想像できました。そこでわたしが必要なものを持っていきました。
すでにあんなにどっぷりあった道路の水はなくなり 田んぼも見えていました。それでまずホッとしました。母と ずっとあれこれ話して ふたりともどっと疲れたなぁという顔でした。それでも川の水がどんな様子なのかは 心配でしたが、時間が経つにつれて 思ったよりも不安は消えていきました。
母が 早く解除しないかなぁと言いました。避難所にいる人には解除の連絡が入るだろうけど 自宅にいる人には知らせがないだろうなとも言っていました。わたしはそんなことないだろうって思ったのですが 反論せずにいました。午後8時45分ごろかな なんだか外で放送があるなと思って 出てみました。避難勧告解除 でした。
昨日より以前に市の広報に緊急連絡メールの登録というのが掲載されていて 何気なく登録しました。それが今回はとても役立ちました。何度も入る近況連絡に 一喜一憂していましたが、安心感が持てました。最後の避難解除のメール 夜中の川の氾濫に注意警告も 氾濫解除メールも 気持ちを引き締めたり 楽になったりでしたが、その都度 これを送ってくれた職員の方々の夜夜中を徹しての仕事に感謝したい気持ちになりました。一軒一軒避難勧告に回ってくださった消防団の方々、ご近所同士 助け合っていた姿にも 感謝の気持ちでいっぱいでした。
夜が明けて まだ避難されている方がいると新聞を見て知りました。また道路の決壊や泥水が残していったむごい有様もまた これからの作業のことを思うと ほんとに大変だなと思います。幸いにも母のところはぎりぎりの線で水が引けていったので良かったのです。車庫の中は20cmぐらいのところまで水が上がっていたのか その部分まで水の跡がありました。ほんとに後少しで 床上浸水でした。
それにしても 母の近くまで行って 何もできず その上 車を水浸しにしてしまうなんて ほんとにわたしは冷静さに欠けるなぁと思いました。よくよく考えて行動していたら もっと別の道から行っていればよかったのに・・・近所のだんなさんがわたしが水の中をつっこんでいくのを見ていてびっくりしたそうです。ほんとにお馬鹿さんです。トホホ。
さて これからまた母のところに戻ります。片づけなくては。なんでここにいるかというと 昨日慌てていったので 洗顔 歯磨き忘れたのです。で 6時半に戻ってきて さっぱりしたということでした♪
ではみなさんご機嫌よう。今日は猛暑になるというので 熱中症に気をつけてくださいね!