心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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一転して横殴りの雨

2018年06月27日 | ほんのすこし
昨日は、こんな風に空が眩しいほどだった。




青い空を見つけ、ひとり嬉しくてパチリパチリと。

それが今朝は雨も雨、横殴りの雨。テンション下がるなあ(笑)
今日から数日傘マークが続く。梅雨入りしてから初めての梅雨らしい雨になったということか。それにしても子供の頃は梅雨といえば長雨だった。毎日の雨にたまに日が差すことがあれば最高に嬉しいものだった。今でも目に浮かぶのは小学校の理科室。その部屋の窓は縦長で高い天井近くまである一面の窓に雨が打ち付けるとてっぺんからその雨がガラスを伝わって落ちてくる。雨の道筋が長く垂れ下がるさまをじっと見ていたものだ。先生にしてみれば、おかしな子供だと思えただろう。ただ黙って見ているだけだったが、長く出来ていく雨粒の道がなんだか不思議と目に鮮やかに思えた。長雨の梅雨といえばあの頃の光景が脳裏に浮かぶ。

そういえば長靴を履かなくなった。いつからだろう。運転するようになってからかなあ。長靴というのは洗車するときの必需品で、歩くためのものとしてはわたしの中にないかもしれない。
子供の頃はその長靴を履くのも案外楽しかった気がする。雨上がりの水たまりに足を入れたときのあのなんともいえない音。それを聞きたくて、わざとそこを探して歩く。子供ならではの光景だ。大人よ、叱るなかれ(笑)誰もが通ってきたはず。車を運転するようになって辺りに目を向けることが少なくなった。季節感はテレビの画面で先取り、それを既視感として受け止め、実際の自分には経験として残っていない。歩くことで味わったものが薄れていく。
運転することで世界が広がる気もするが、身近なものに目を向ける、注意力が欠けてきたなとも感じる。

さて、今日はこの荒れ模様の天気と仲良くしなくては。台風並の風が窓を揺らしていく。こんな日はじっとしているのが一番だ。家の中で出来ることを手がけよう♪