心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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この頃こんな感じです

2019年02月20日 | ほんのすこし
今年の冬は、なんていったらいいのか・・・雪が少ないし、日中は暖かい。こんな冬があったなんて。
でも心の中は、なんだか冷え込んでいる気がしてならない。それは見えない何かが体いっぱいにぎゅーぎゅー詰められているからだろう。
ここに入ることもずっと出来ないままで、これが今のわたしなんだからと、思うことにしていた。パソコンに向かってゆっくり自分を見つめ直す時間がなかった。

叔母が1月に家に戻って行ってから、ずっと毎日、母のところで寝泊まりしている。日中、少しの時間だけ自分の部屋に戻りあれこれと・・・片付けをしたり。あと数ヶ月の間に片付けておくことや、残った仕事がある。それでも前のように一日何時間も部屋にいることは出来ない。だからなのか、作業が全然はかどらず、そのくせ、あれもこれもと問題が浮かび上がってくる。その遅々として進まないという気持ちが今の自分の中途半端な部分なのだろう。

後数ヶ月。
やらなくてはならないこと、片付けなくてはならないこと、段階を踏んでやっていかなければならないことがある。仕事優先が一番なのだろうけど、仕事よりも私生活の諸々のことが気に掛かってどうも進まない。
そんな気にかかることを母に話したら
「何も急ぐことでもないし、その時が来てからでもいいんじゃないのか」と言われた。
ハッと目が覚めた。なんだ、まだ先のことじゃないか。この雪が溶けてからでも十分だし、焦って決めることでもなかったんだ。
そう思ったら、ストンと胸のつかえが降りた気がした。まずは一歩一歩自分が「今」一番にやらなくてはならないことを。

なんとなく、決まらないと前に進めないと思い込んでいた。そうじゃなかった。まだ決めなくてもいいんだ。

今は、母との時間を楽しみながら、少しずつ自分の時間を作りながら、飛ぶ鳥跡を濁さず、になるようにするしかないね。

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この頃のわたしの頼まれゴトは、母の庭に作ったスズメ用のザルに玄米を入れること。
外に出て行けない母が米を食べにやってくるスズメたちを見たいというので、柘植の木の枝と枝の間にしつらえたザルにたっぷり玄米を入れている。スズメは夕方まで何回かやってきてはついばんでいく。その様子を家の中から見ているだけで、楽しいらしい。母のところに戻っていくと、今日はキジがやってきたよ、サクラ鳥も来たよ、とか嬉しそうに語ってくれる。
冬の閉じ込められた世界で、唯一の楽しみを見つけた母のために、せっせとわたしはお米運び役に徹しているのだ♪

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