心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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ねっとう?

2022年02月27日 | 母のこと
今日は、予約していた母の3回目ワクチン接種の日。去年の二回ワクチンは心配していたほどの副作用がひどく出なかったので、今回は本人もさっさと終わらせよう! といった感じ。

ところが、昨日と今日の予定会場が急遽変更になり、変更になったことを地元紙で知り、ちょっと慌てた。会場が狭いし、天候も怪しいからだ。昨夜から予約をキャンセルしようかなと思ったり。
というのも、昨日はすごいいいお天気で、お天気過ぎて屋根に溜まって長く垂れ下がっていた雪が、どどどっと落ちてしまうアクシデントに見舞われ、それを片付けるのにかなりの時間と労力を使ってしまい、労働後の始末(下着の取り替えや汗の拭き取り、濡れた髪の始末)を丁寧にやらなかったおかげで、夕方にはなんだか「風邪ひいた?」みたいな気分。
母に「ちゃんとしないと本格的に風邪をひくぞ」と脅された(笑)

そんなこともあって、今朝はなんだか熱も少しあるかな? って。だから会場変更になったこともあり、キャンセルしない?って聞いてみたのだ。でも本人は早くやってしまいたい気持ちが強く、キャンセルなし。
仕方ないから行くか…… 新聞の一面を見たら、昨日のワクチン接種のことが書いてあり、かなり渋滞したとのこと。
「母さん! 10時予約だけど、朝の8時45分から受け付けるってよ。昨日はすごい渋滞だったらしいから、早めに行こう!!」
のんびりしていた二人だけど、慌てて準備して、会場に向かった。

早く行って良かった。
まだ早い時間だったから車いすの人が少なくて、とてもスムーズに行った。知り合いの元看護士さんがついていて、久しぶりに話が出来た。こういうちょっとしたことが嬉しい時代になったんだなと思えた。早く終わってほしいね。

順調にいき、早く家に戻れて、ホッとした母。注射しやすいようにと、昨日、長袖の下着の肩を出す練習もした。うまく行って良かった良かった。
その下着を脱ぐと、わたしによこした。
「これ、ねっとうに入れて」

は?
初めて聞く、下着の処理の仕方だ。一瞬、今までのわたしの洗濯の仕方が間違っていたのか?と思って、母の顔を見た。すると母が怪訝な顔をしてわたしを見た。
「母さん、これって熱湯に入れておくんだったの?」
「あれ? 今、なんて言った?」
「熱湯って……」
「ネットって言ったつもりだったんだのに。なんか格好つけて言おうと思ったら、ねっとうって言ってたのかあ!!」

もう笑いがしばらく止まらず。母も笑う笑う。あんまり笑うと母はこの頃とてもくたびれる。今日も笑ったあとが大変で、くたびれて息が荒い。調整するのに時間がかかる。
それにしても自分が言ったことで笑って、くたびれるって、年を取るのも大変なことだなと思うよ、ホントに。

ってことで、いい下着はネットにちゃんと入れて洗濯かごに置いたとさ♪

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またまたしばらく更新せずにいました。今年は雪が多すぎて、片付けに追われ、気力もそがれていましたあ。

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