あぁ勘違い、これまで数えたら両手両足合わせてもかなり足りないみたい。数えたことないけど。
いちいち勘違いを思い出していたら、前に進めなくなるからね♫
でも、わたしはほんとに勘違いの天才かも。
娘のところで家事手伝いをしていたときのこと。娘が入院する前から行ってどこに何があるか、こども達の帰宅時間やら朝のスケジュールやら家の中の物の置き場所やらを説明受け、不安は少々ありつつも、、まあなんとかやりこなせるでしょ、と。
そして娘が入院し、いよいよ孫たちと旦那さんとの生活。これまで一人暮らしだったわたしには大勢(といっても四人)で暮らすことには慣れていない。でもかつては私だってそんな人数のときもあったし、下手すりゃ10数人分の夕食を作って配っていた時期もあった。少ししたら慣れるでしょ。
一番は孫たちが快適に通学できるようにすることだし、習い事にも上の子は自転車で行けるから、下の子と留守番し、帰ってからの食事やら風呂やら、だんだん慣れていった。そろそろ退院かなと思って、洗面所を綺麗にしていた。隅々のゴミを取り、不要な物を処分していると、洗濯機の脇にあるものを発見。
おぉ、これは体重計ではないか。自宅にいるときは恐ろしくてしばらく体重計に乗っていなかった。でも、なんとなく体重が減ったかな? と思ったのは穿いているジーパンが少し緩く感じていたからだ。ちょっぴり期待して、測ってみた。
ん? 一瞬、目が点になった。
この体重計壊れてる?
というのが最初に浮かんだ。もう一度測る。やっぱり同じだ。えっ、あり得ないんだけど。10日間で10キロも減るか? そりゃ、朝ご飯抜いてるし、お昼も夜も量は少なくしているし、下手すりゃ自宅にいるときよりもかなり少ない。でもそれにしても10キロ?
だから緩く感じたのか・・・
でも、これって喜ばしいことじゃないのかも。その日は眠れなかった。娘が退院して今度はわたしが正体不明の病気にかかっていたらどうしよ・・・そんな考えが次々に浮かんできた。結局、朝まで悶々とした。午前中に娘の旦那さんが娘を迎えに行くというので、準備をしている。その彼に
「実はね、昨日、体重量ったら10キロも痩せてたのよ」と深刻そうな顔で言った。すると
「お母さん、体重計どこに置いたんですか」と彼が言う。ん?
「バスマットの上だけど」
「やっぱり・・・あの体重計、床に直に置かないと正確に測れないんですよ」
「えーーー! そうだったの! わたし知らないからもう10キロも痩せちゃって、なんかの病気なんじゃないかって心配して眠れなかったわよ」
もう二人で大笑い。心配して損しちゃった♫
ってことは、全然体重減ってなかったってことね。娘を迎えに行った時にちゃんとこのことを報告したんだって。もう、余計なこと教えなくていいのにぃ~。娘にも笑われてしまったわたし。ジーパンはたんに伸びる素材だっただけ(笑)
あっ、一か月の滞在で2キロ痩せたのは成果あり。毎日散歩や買い物で歩いたのが良かったね。運転しないっていうのは痩せるね。でも、年末年始ゴロゴロ食べたので、2キロなんてすぐ戻る。これからはこまめに体重測って運動しようっと。
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画像は娘のところで。遠くに少しだけ富士山が見える。空が広くて暖かくて、良かった。
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