先日、名古屋市中区の松坂屋美術館で開催されていた院展に
行ってきました。院展は、岡倉天心が創立し、横山大観が再興した
日本画の団体です。今回、第100回ということで7階の美術館と
8階の大ホールに、同人作品34点をはじめ、総理大臣賞等の
受賞作品ほか東海3県の作家作品等120点が展示がされていました。
どの作品も素晴らしい作品ばかりですが、一番、印象に残ったのは、
小田野尚之さんの「渡る風」という菜の花畑の向こうに古びた電車が
通っている絵(千葉のいすみ鉄道と思われる)です。
ゆる鉄写真家の中井精也さんの作品を見ているようでした。