今日は、月に、1回、岡崎市図書館りぶらで開かれる
「シネマ・ド・りぶら」に行ってきました。
今回、上映されたのは、1941年製作のアメリカ映画「群衆」です。
監督は、1930年代、アカデミー賞を3回獲っているフランク・キャプラ、
主演は、ゲーリー・クーパーです。内容は、新聞社が作り出した架空の
主人公の説く、隣人愛の話が、全米運動に発展し、それを利用しよう
とする人と架空の主人公になってしまった人(クーパー)の葛藤の物語で、
新聞・ラジオなどの情報を操作することの危うさを描いています。
現代にも通じる内容と思いますが、一番、関心したのは、このような映画が、
太平洋戦争直前に作られていたということです。