安城市歴史博物館で開かれた「第7回 松平シンポジウム」に行ってきました。今回は、三河物語に出てくる一文の「信長衆ハ加勢 当手コソ本陣ナレ」と題し、三人の大学教授から話がありました。
長篠の戦いの前、徳川氏と武田氏がどの様な状況にあったのか、長篠の戦いの後の駿河・遠江における両氏の戦い、織田氏がどの様な立場だったのかなど説明がありました。特に、徳川家康の長男の信康と正室の築山殿の事件について、それぞれが話され、興味深く聞くことができました。最近、豊田の山城巡りをしていると武田軍と徳川軍の攻防が行われた城が多く、今回の様な話を聞くと理解がより深まります。