まあ、それくらいはするのだ
ろう。
ピンクダイヤの原石4億円、
カットして20億円のダイヤが
国際宝飾店で見せしめとして
エージェントに盗まれたり、
本社社屋に.22ロングライフル
の銃弾撃ち込まれたり、こち
とらの搭乗したヘリを南ア傭
兵が撃墜しようとしたり、ま
ったくもってシャレにならな
いんだよね。こちらも別動傭
兵部隊でという手もあったが、
大局的に見て方針は変更した。
「サイト」だけでなく、身体
生命に関する恫喝はとんでも
ないものがあったから。
巨大国際ダイヤ・コングロマ
リットに刃向って世界市場に
風穴を開けようとしたりする
と、ホントに消されることに
なる。
国際宝飾展での巨大ダイヤ盗
難はICPOが動いても良さそう
なもんだが、日本警察なんて
のはそうそうに捜査打ち切り
よ。
そりゃあ、ガバメント通しで
世界を牛耳る巨大資本が裏で
圧力かけてるんだから、大人
の大人過ぎる事情ってやつだ
よな。
俺はこうして生きているけど、
闇から闇へ消されているの一
杯いるんじゃないの?
映画『ブラッドダイヤモンド』
は、あれ、実話だから。
ただの炭素の塊の石なのに、
なんというか・・・。
スィートテンダイヤモンドと
か、婚約や結婚にはダイヤと
か、日本人は結納制度に目を
付けた某資本に食い物にされ
ている
のだということの自覚は無い。
キンバリーができる前は、ほ
ぼ全域紛争ダイヤだというの
に。
血に塗られたダイヤで何がお
祝いなもんか。
それでも、命あってのものだ
ね、だねってね。
宝飾用ダイヤなんてのは、人
を殺して、アフリカの大地を
血に染めて手に入れてるのだ
ということを(本当にそう)、
日本人はきちんと知ったほう
がいい。ロシアにしてもヨシ
フによって鉱山強制労働で多
くの人民が殺されたというこ
とも。
そして、価格なんてのも、実
は世界を牛耳る英国に本部が
ある南ア某資本が操作して相
場は作られているのだという
ことも。あれは宝飾ではなく
虚飾なんだと。
ナインスロージュナ!ドゥラ
ーク!ってやつさね。
(露天掘り鉱山の真下まで行く
のには巨大トラックで数時間か
かる。
当時、サハの国民の平均寿命は
33歳だった)