渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ものほんズージャの世界

2022年01月26日 | open
JAZZ第3回ビ・バップ完全版





ショートホープの5本入り

2022年01月26日 | open

 
ただ半分に折り込んで閉じるだけ。








1970年代。ショッポ吸いは
みんな
やってた。
喫茶店での手慰みに。
やり方などは教わらない。
半分の厚みにした箱があると知って、
あとは自分でやるだけ。
マニュアル頭ではない自分の力で
物事を考えた時代の人間は、自分
だけの力でできた。
出来上がった折り紙を見て、作り
方を思考するようなもん。
作るのは簡単だ。
 
これ、ロープの結び方と同じだ。
図解などでいくら覚えようとして
も無理がある。
実際にいろいろやってみるのだ。
自分で。
そして、ロープならば、締まりと
緩みの力の加わる理屈を知る。
このショッポの5本箱にしても、
両サイドの蓋を閉じないとビッ
と半分の箱にはならない。
扇子のようにビローンと広がる。
いろいろ考えながらやれば、5分
で回答は導き出せる。
やらずに、最初からやり方を頭に
詰め込む式だと、この手の事は
できるようにはならない。
地面にペグ1本打つのでもそう。
オートバイのアクセレーション
にしてもブレーキングでの任意
のテンション掛けでもそう。
何事も、考えながらやらないで
端からテキスト式で覚えようと
するのは地力の実力はつかない。
音楽もそう。
まず耳で完璧にまでコピーする
事。和音までも射抜くように聴き
取る事。ギターでもタブ譜などに
頼ってはダメだ。無から実体を
見抜く。僅かな情報を人間力で
解析して。
それは、「何がどうなっているの
か」を頭で識別して絞り込みをし
て再現を実行していく事を意味す
る。
 
これ、現代ではすっかり忘れ去ら
れたり軽んじられている方法なの
だが、本当はこの事自体がノウハウ
なんだよね。やり方とか作り方その
ものではなく、こうしたアプローチ
方法、思考方法、着眼そのものが。
実はマニュアル任せ、機械任せでは
ないこうした事はとても大切な事な
んだよ、人と人間社会にとっては。
昭和時代の人間は全員そうやって
いた。
だから、日本があれだけの敗戦焦土
からこれほどまでに豊かな国になっ
た。
最初から今みたいな何でも上げ膳
据え膳のような世界があったわけ
じゃない。
たった空箱ひとつ作るのでも、そう
した大切な事が秘められている。
 
薪は自分で割らないと燃えやしな
い。

昭和4年(1929)の東京

2022年01月26日 | open


















1929年-昭和4年の東京。
地下鉄が走り、バスも走る。
路面電車は東京市内を縦横無尽
に行く。

この高架線は今でも残っている。
新橋あたりに。


聖橋あたりの風景も今と変わらない。


東京。
それは100年近く前からすでに
大都会だった。


昭和初期からビルが建ち並ぶ街。
大都会東京。
だが、考えてみると、これは当
たり前なのかも知れない。
江戸時代にはパリを抜いて世界一
の大都会だったのだから。


そして日本には早くから映画文化
があった。
日本のキネマ文化は世界の趨勢に
決して遅れてはいなかった。
映画と平和文化の国日本。
戦前の日本はそれだった。



幕末明治美人列伝 〜陸奥亮子〜

2022年01月26日 | open

陸奥亮子(1856-1900)

幕臣旗本金田氏の実子。
東京新橋一の美人芸者として
響かせた。
1873年、17才の時に陸奥宗光に
見染めらられて後妻となり、明治
元勲の妻を務めた。
誰が美人の日本人かって、幕末
明治の美人列伝ナンバーワンは
彼女かと思う。



歴史の真実 〜ビリー・ザ・キッド〜

2022年01月26日 | open


西部開拓時代のアウトローの
ビリー・ザ・キッドの有名な
写真がある。
裏焼されたものだが、これを
観て「ビリーは左利きだ」と
か言う人間が雨後の筍のよう
に増えたという。
馬鹿らしい。
また、チョッキのボタンが逆向
きなのは、ビリーは小柄
だから
女性用を着たのだ、とま
で言う
人間まで出て来たらしい。

馬鹿馬鹿しい。
銃を見ろ。ライフルを。
装填口が左側にあるレバーアク
ションなどは存在しない。
また、ガンベルトのリグを見ろ。
バックルに通したベルトの向き
を。
それが左右どちら方向であるの
か。
ビリー左利き説を強引に主張
したい向きはそれにも逆締め
したのだとか言いたがるだろう。
では、リグのカートリッヂ
ループの上下は?
リグのベルトを左右逆に、つまり
上下逆に逆締めにしたならば、
弾丸の挿し込みでっぱりのため
に上側に寄せられて縫われている
カートループが上に寄っている
この写真の現実をどう説明する
のか。上下逆縫いのループの
ガンベルトリグなどは存在しない。
物理的に下にループを寄せる
事はループの役目をしなくなる
からだ。
この写真は裏焼きなのである。
きちんと見るものを見れば、真実
は見えてくる。
そして、パンツのベルトループが

この世に存在しなかった時代、
ズボンはサスペンダーで吊るか
帯のようなベルトで締めて落下
を防止したのだが、ビリーの
ズボンもその時代を反映した物
である事が看取できる。
しかも、肩に吊るサスペンダー
ではなく、下側は左寄せにしな
がら、上はループを作って首に
掛けてズボンを吊っていた事も
観察できる。両肩からのサス
ペンダーではなく片吊り左寄せ
の一本吊りだ。左に寄せたのは
右腰の銃を抜くの
に邪魔になら
ないようにする
為だろう。

正しい写真の向きはこうなる。
ビリー・ザ・キッドは右利きだ。


料亭の味

2022年01月26日 | open


これはまっことうまいがぜよ。
同志よ。サンキューベリーマッチ
ぢゃ。



古いガンベルト

2022年01月26日 | open



新品まっさらのリグ(ガンベルト)
はピカピカの一年生のランドセル
みたいで、西部の男アイテムとし
てはカッチョ悪い。
とはいえ、このように50年前の
リグを使い続けるのも、我ながら
どうかと思うよ(笑

ピースメーカーが生まれた1873
年の50年前は1823年だ。
アメリカ合衆国にモンロー主義が
発生した年だ。
これにより、アメリカは欧州内と
ラテンアメリカへの紛争無関与を
宣言し、大陸内部への侵略を進め
る孤立主義の大国となった。
そして、1890年のフロンティア
消滅まで、国内で徹底的にインディ
アン弾圧による西進侵略を開始した。
アメリカ合衆国の西部開拓史とは
先住民への騙しと排除と虐殺によ
り土地を盗む事の歴史だった。
西部を征服した銃の名前は「ピース
メーカー」だ。
暴力により白人にとっての「平和」
な国家を作った。インディアンや
奴隷として労働力搾取でこき使って
いた黒人や有色人種のための平和
ではない。
世界初の主権在民と三権分立の
完成された民主主義を作った国は
やはり白人の国であり、重商主義
という侵略必至の政策を国家の
骨子としていた。
アメリカ合衆国は、1890年に国内
の大陸を完全に掌握したのち、海外
への紛争介入に本腰で乗り出すよう
になるのである。
そして、地球の上で、白人たちに
よる地面と産物と人間の泥棒合戦
が始まった。
それに勘違いした黄色い猿が白人
面して新参者として加わった。
白人の真似をして外地に植民地まで
作って武力で砕いてそこを領土と
する侵略を黄色い猿も始めた。
そして、白人たちに完全に負けて
今がある。
地球を救えない、救われない民に
列した我らの先祖は、国が消滅し
かける事をしたという自覚は無か
った事だろう。
なぜなら、野放図な白人のモノマネ
人だったからだ。

白人の作った学問や医療や産業
や文化や共和制等の立憲制の政治
体制には良いところは沢山ある。
良いとこだけ真似すればいいのに。