渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

転倒誘発路面状況 〜南阿蘇〜

2024年06月05日 | open
 


数年前の阿蘇行きの時、初日
夕方から台風
通過となった。
夜にはかなりの暴風雨。翌日
は晴れときどき雨。さらに
3日目には転校も回復し、別府
の宿から再び阿
蘇に向かった。
2泊3日の行程で阿蘇走り3発目。
三日連続で阿蘇を走る。三たび
阿蘇を周遊してから高速道で帰
還した。

途中、とんでもなく危険な場所
があり、私たちは知らんぷりせ
ずに通過するバイクに知らせて
やろうという事になった。

泥炭のような数センチの厚みの
泥が台風の雨水により道路に
流れ出て積もっていたのだ。
超絶危険路面。


一服した場所だが、ここの谷部
は超危険
というので通行二輪に
知らせよ
うとした。ゆるいカー
ブを下っ
て来て登る直線の谷部
分にヌル
ヌルの泥が厚く堆積し
ている。
ブーツで踏むとくるぶし近くま

で泥に埋まる。これは危ない。


「ここに停めてたら、転倒した
二輪が直撃しない?移動しよう」
と私が言って、3人でそれぞれ
のバイクをさらにやや坂の上に
移動させた。


通過する二輪に何度もスロー
ダウンを身振り手振りで知ら
せたが、大転倒をやってしま
う二輪車が続出した。
四輪でも真横近く向く車両も
あった。
我々のバイクは3台とも坂の
上のほうまで移動させておい
て大正解だった。
二輪転倒者のうち1台は大滑走
して私たちがちょい前まで停
めていた位置まで数十メート
ル滑って来てガードレールに
ドカンと
当たったからだ。
すぐに救助した。
ここの危険ポイントでは走行
者に知らせても、私たちが滞
在した時間帯だけでも自損転
倒事故が多
発していた。

そろそろ行くか、としばらく
して移動したが、その後、私
たちが立ち去った後も自損転
倒事故は何度も起きていたの
ではなかろうか。
普通に走っていたら転倒する。
超減速で、路肩沿いの乾いた
部分を選んで超低速で進路を
取らな
いと。

モーモーさんが近くで見られる
とこのちょい先。
あれは危ない路面状態だった。
アイスバーンも転倒不可避に

なるケースが多いが、厚い泥
の堆積も極めて危険だ。
だが、何とか転倒を防げる事
もある。判断と走り方次第で
は。


 

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