競馬での乗馬姿勢と二輪ロード
レースでの前傾姿勢は同じ身体
用法で乗る。
上体は背中を脱力させて軽く円
弧を描いて伏せて、腕も脱力さ
せて手綱=ハンドルを保持する。
特に二輪では、上体直立起こし
の天神乗りなどはしない。
アメリカンバイク以外はクラウ
チングフォームが当たり前だ。
その定理に国境は存在しない。
スピード競技では直線では伏
せる。競馬の場合はコーナー
でも伏せる。二輪もGP250な
どは伏せっぱなしだ。
排気量最高峰クラスだろうと
ライトウエイトクラスだろう
と、直線では伏せる。
これはなにも競技車両に限らず、
一般公道用車両であろうとも、
ハンドルを低くセットしたマシン
では上体を脱力させた前傾姿勢
を取る。当たり前の事だ。
ド加速時以外はタンクにベタ伏
せではないにせよ、上体は力を
抜いてふわりと被せる。
前傾モデルのマシンに乗る際に
上体起こしで腕を伸ばして突っ
張って上体を硬直させる乗り方
などは存在しない。あり得ない。
誤ったあり得ない事をやってい
るから自分が不適合姿勢である
のに「痛い」だの「きつい」だ
のが生じてそれを車のせいにす
る。その手の事を口にする連中
は二輪など降りたほうがよい。
根本から二輪を運転できないの
だし、苦しい事などやめたほう
がいい。二輪に乗って苦行のよ
うに感じる人生などつまらない
だろうに。
間違いを犯しているのが自分だ
と気づかないまま苦しい事を車
のせいにするなど、二重に過ち
を犯している。
そんな人生とはおさらばして、
二輪を降りたほうがよい。