渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

サイドバッグ/サドルバッグ

2024年03月01日 | open



バイクの荷物の大きさについては、
道路交通法施行令第二十二条で細か
く定められている。(§22-3乃至4)
横幅は荷台から片側15センチまで
しかはみ出しが許されていない。
これはミラーやハンドルの幅では
なく、車体の荷台(荷物を積む場
所)から片側15センチだ。
世の中を見ると、販売商品をその
まま装着し
て公道を走ると法令違
反になる
サイドバッグやパニアが
やたら
販売されている。
リアボックスなども違反車両に
なってしまうタイプがかなり多い。
無論、車検がある車両では、張り
出し過ぎのリヤトップボックスは
全長
オーバーとなり車検には通ら
ない。

つまり、せり出し過ぎのリヤトッ
プボックスや
片側15センチを超え
るサイドバ
ッグは車検に通らない
だけでなく、
そのまま公道を走る
と、日本では
法令違反車両の運行
となってしま
うのである。

サイドバッグの商品群をリサーチ
すると、奥行き幅を12センチや9
ンチに押さえている製品も多く
る。これは装着して違反になら
いように配慮したモノヅクリだ
う。容量がどうの以前に。
奥行き身幅に余裕があるのは、カ
バー蓋等の留め金等の出
幅分を考
慮しての設計だろう。

逆に海外メーカー物などは、日本
の法令か
らすると違反になってし
まう物が
かなりある。

二輪車の荷物積載には注意が必要
だ。無思慮に気に入ったバッグを
サイドに抱かせたり、ツーリング
でも積載物が大幅に横に出たりす
る積載方法は、
それで走ると法令
違法になってしまう
からだ。

おいらも気をつけよっと。

ただし、法令では「大型自動二輪
車及び普通自動二輪車にあつては、
その乗車装置又は積載装置の幅に
〇・三メートルを加えたもの」と
ある。原付は「原動機付自転車の
積載装置の左右から〇・一五メー
トルをこえてはみ出さないこと」
だ。
つまり、積載装置=キャリア=荷
台自体がかなり最初から横に張り
出していたならば、そのエンドか
ら片側15センチ以内という事にな
る。
となると、車体との間に隙間があ
れば、ゆうに20数センチの厚みの
バッグも内寄せで吊るす事ができ
る。
法規制を合法的にクリアするのも
やり方次第のようにも思える。
積載装置=幅広のキャリアがある
か無いかで大違い、という法解釈
になる。
決め手はキャリアだ。
ウインカーは見えないと✖。


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