Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

伝道の書

2011-09-16 08:47:47 | 音楽

ウチのRが「バーズのTurn!turn!turn!って伝道の書の一節を歌ったものらしいよ」
とまたまた眠りかけの時に音楽の話題を振ってきた
ふふーん・・・伝道の書と言えば日本人には取りつき易いと言われている旧約の章だ。
「伝道者は言う、空や空、一切は空である」まるで仏教の一節のようではないか

最近、ある決まった聖句が色々な所で使われる。その度に日本人て思っていたよりも
はるかに聖書を読んでいるのかな~?と考えたりもする
しかし私にはしっくりとこないのだ。9月11日は大震災から半年という事で、
いろいろな特集が組まれていた。その中のある番組で被災地に赴いたミュージック系
の誰かが被災者を励ますために書いた言葉で「神様はその人に背負える苦労しか
与えない」というメッセージを目にした。これって酷じゃありませんか
励ましになるのかな~?私ならもしそんな事を神様から言われたら
「なんで私なのよ~ 私、背負えませんから〰。背負わせてほしくありませんから〰」
と神様に文句を言うだろうな

クリスチャンではない私がある部分キリスト教というものに共鳴するのは、、
どんな時でも一緒に、このしょうもない、弱い、自分の力では何もできない
人間といて下さる・・というその部分だな。 人一倍の労苦をあなたは背負えます!
と勝手に決めて背負わせてほしくはない
でも、もし背負っちゃう事があったら「一人で苦しんでいるのではなく、きっと
神様も一緒に苦しんで下さっているのよね~」とか思うと少し気が楽になりそうで。
そうなんです。なんでも一人は嫌なんですよ~ バーズの曲に開拓者がやはり
艱難辛苦な新天地の開拓を「神様が一緒にいて下さる!」と自分を鼓舞し
耐えていく歌もあった

伝道の書に話は戻って、いつも疑問に思う事がある。吉田松陰って聖書を
読んでいたんじゃないの疑惑ずいぶん前のブログに書いたのだけれど
松陰が処刑される前に弟子に残した言葉が大好きなのだが、これが
伝道の書と酷似しているのだ。

因みに伝道の書 第3章

「天の下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。
生まるるに時があり、死ぬるに時があり、植えるに時があり、
植えたものを抜くに時があり、(中略 えんえんと時がありが続く
愛するに時があり、憎むに時があり、戦うに時があり、和らぐに時がある。」

松陰の「人間にはそれぞれに相応しい季節がある」という言葉と基本一緒?
これは聖書を読んだというよりも、偉ーい人って考える事が一緒なのかな
いーや・・読んだに違いない

バーズの「ターン!ターン!ターン!」

これはByrdsの初期の名作です!12弦ギターって綺麗な音色
最近は12弦をめっきり使わなくなったけれど、今使うと逆に新しいと思うんだけどな。
日本でこの12弦を使った有名な曲と言うとスピッツの「空も飛べるはず」

なーんかバーズの曲に似ていませんか?そしてこの曲に似ているのは
猿岩石の「ツキ」

12弦を使うと、図らずもこうなるものか・・やっぱり原曲はバーズなのか・・・
しかし、バーズでもスピッツでもよいけれど、この曲聴くと元気になるな
と・・・おーこの曲もアップされていたかイントロのギターが綺麗ね~。
「どうして僕は旅をしているのだろう」いい曲だ~。森脇君の声に合っている!

 

 


アートアクアリウム展~江戸・金魚の涼~

2011-09-15 08:56:07 | 日記

金魚と聞くとなぜだか口の中いっぱいに生臭ーい匂いが漂う気がする
その匂いと共に金魚に対してはなんだか後ろめたさがずーっと付きまとっている。
口の中に・・・といってももちろん金魚を食べた事はありません

あれは小学校の5,6年の頃だった。理科の授業で「フナの解剖」をする事になり
友達数人となぜかしら解剖の練習をしよう!という事になったのだ。
おそらく発案者は私だったかも・・・あの頃愛読していた「科学」の付録に
解剖セットが附いており、それを使いたくてしょうがなかったのだ。
解剖予行練習の提案をしたら友達の一人が「ウチには金魚がいっぱいいるから
うちでやろうよ!」という事になり、我々は実行した。
そのうちに金魚鉢の金魚がお腹を上にしてぷかぷか浮いて来たのだ
その見慣れぬ光景に我々はきっとこれは弱ってもう死んじゃうに違いない!
との結論をだし、浮いた金魚をすくってはお庭に埋めたんだったっけ・・・

後にお腹を上に向けて浮き上がって来るのは酸素不足と知り何匹もの
金魚を元気なまま葬ったかと思うと自責の念にさいなまれたのは私だけでは
ないだろう・・・

とはいえ金魚は夏には涼しげで風流で癒しのアイテムですよね。
夏の間、三井ホールで「アートアクアリウム展 江戸・金魚の涼」という
展覧会が催されていて行きそびれていたので、最終日に行って来た。
この展覧会は撮影もOKという事でカメラにおさめて参りました。
大変、人気の催しだったようです。

まるで絵画を鑑賞するように金魚を設えてあります。

こんな可愛い金魚たちも・・・

 なんだか可愛い~

  ライトの色が変化し異空間感。

 バックの提灯も金魚の絵。

神秘的でしたよ~。

金魚の屏風と影絵の競演。現代和楽との融合が新しい!

この他にも金魚の万華鏡とか金魚の行燈などなかなかおもしろい試みが
なされていたんだけれど、いかんせん撮影OK!という事で
ゆっくり鑑賞というよりは撮影する人ごみで、撮影も鑑賞もなかなか大変。
夕方からはナイトアクアリウムーミュージアムラウンジという事で
この涼やかな空間の中でカクテルなども提供されていたんだとか・・
夏の一興ですね


豚軟骨の煮物

2011-09-14 09:15:17 | ウチご飯

数日前のブログに「友人との共同購入で立て替えていた事を忘れていた」と書いたら、
さっそく妹から電話で「お姉ちゃんが、自分で立て替えたものを忘れても良いけれど、
私が買い物を頼んだ時に自分の物も買ったって言ってたよね?その分貰ってないん
ですけどー」

以前にも書いたが妹は私とは真逆の性格だ。私がキリギリスなら妹はアリだ
まあ、金銭的な事には幼少時からシビアなのであーる。「今はユーロが安いから
ユーロ建てでね・・」等ときっとしっかり貯蓄に励んでいるに違いない
私もユーロ安については日々考えている。しかしそれは妹の自分が得すれば・・
等という小さな事ではない例えばギリシャの長期金利が大変低いという事は
今後世界経済にどういう影響を及ぼすのだろうか?等というマクロで憂えているのだ。
妹一家は昨日から香港に旅行中なので、このような事を書いても目には止まらないもんね~。
お嬢は昨日香港から帰ってきて、玄界灘上空辺りですれ違ったはずだ

9月も中旬に突入したというのに昨日も暑かった~。
吾妻橋を渡る時に空がぱーっと見渡せる。そうすると見事な真夏の雲雲雲・・・

 ←このお兄さん人力車の人ね!

で、国技館周辺を歩くと、そうか!本場所が始まっていたんだった!

5月場所の時には幟がなかったので、なーんかワクワクする

さて今日の「豚軟骨の煮物」ですが、いつも美味しい豚の角煮を作りたい!と
思考錯誤を繰り返している訳ですが、結局、豚の三枚肉がダメなんじゃないの?
と思い至りました。やはり脂がきつすぎるもの

これなら、脂が殆どなく、(写真で白く見える部分は軟骨です)軟骨も
とーっても柔らかで、コラーゲンたっぷり!美味しかったですよ。


沖縄のソーキのようなものでスペアリブで作っても美味しいだろうけれど、
赤身部分が少な過ぎて骨が目立ちそうだし・・等と考えていたら
以前、ご紹介した有楽町の鹿児島のアンテナショップに入っているお店で
食べたランチにこの軟骨の煮物が入っていて、今まで食べたどの角煮より
美味しかった

鶏飯セットです。この鶏飯は「うーん・・・」という感じでしたが、上にちらっと
写っているのが軟骨の角煮です。お店の物はいっぱい軟骨にお肉がついて
いたけれど、なかなか手に入らないでしょうね~


仲秋の名月は菊の井のお弁当を食べながら・・・

2011-09-13 10:41:24 | 日記

昨日は暑かったですね~
仲秋の名月を鑑賞するには絶好のコンデション。残暑は厳しいけれど、
そこはやはりもう秋で日が落ちるのはあっという間
とても綺麗な満月を観賞する事ができました

お月見なのだから、秋らしい料理を・・とも考えましたがまだ暑過ぎて
秋の風雅な感じがしない。
それに夫と二人だし、頑張ってもね~ぇ。昨日は金魚展に行っていて
予想以上に時間を費やしてしまい、体力も暑さで費やしてしまい、
ここはいつもの御弁当作戦

菊の井の御弁当はお気に入りの御弁当です

味付けがお気に入りで、お出汁が本当に際立っている
菊の井のチリメン山椒も美味しいし。
何箇所か御弁当売り場を覗いたけれど、ぜんぜん仲秋の名月用の御弁当がない
豪華なのは敬老の日用の御弁当ばかり・・・
見た目のワクワク感はなかったけれど、美味しかったのでいいか

コロッと話は変わって先週、JR両国駅近辺を歩いていて、ある事に気がついた
江戸博の「東京の交通100年博」を見逃してしまったと。
万が一の事があるので、江戸博で確認。9月10日までとの事で急きょ見学を決定!

電車、地下鉄、バスの100年間の変遷が見られるこの博覧会、会場は平日にも
係わらず大盛況。意外だったのはご年配の方の多い事
車いすでいらしている御老人とか・・・懐かしいんだな~。
皆さん、食い入るように見ていらっしゃる。「これだよ、これね~」とお爺さんのグループが
童心に戻ってはしゃいでいらした。

この路面電車は撮影OKのもの。ほら!この電車の前でおばあさんが
記念撮影しているでしょうこの電車の中に入れるのだけれど、
座席にも御老人が懐かしむように座ってらした

もちろん「オタ」といわれる方
もいた訳で・・もうそれは「何も見逃すまい!」
という強い決意が全身からほとばしり、完全に近づけないオーラ出しまくり
 
びっくりしたのは大江戸線の工事中に発掘されたナウマンゾウの頭部
新宿方面だったかな~?太古の昔にはあの辺りにナウマンゾウが生息
していたと考えるだけでワクワクしちゃいました。

それから、我が家のミニミニ田んぼ。植えるのが遅かったので、まったく穂が
出てこなくて、半ばあきらめていたのですが、今朝見てみると、出てた~

うれしーいきっと満月の未知なる力だね


吸盤コリッ、コリッ!水タコのおろし和え。

2011-09-12 09:38:10 | ウチご飯

私という人間がいかに粗忽者かという事実は幼少のみぎりから親によって
幾度となく指摘され、自分自身でも自覚は十分に持っているつもりでアール
今朝はその自覚を持ってしてもまたまた呆れてしもうたわ~ぁ

今から一カ月ほど前、私はある物をまとめて買い、きちんと領収書も貰い人数分で
割り、用意万端のはずだった・・・しかしその時に帰りはバタバタとなり友人に
「お支払いは今度でいい?」と聞かれ自信満々に「OK!」と答えたのであった。
昔々、ワタクシはある程度の記憶力をいうものを誇っていたのでアール
しかしそれは片寄った記憶力であり例えば昔々の御姫様ヤマトトノヒモモソヒメとか
聖徳太子の奥さんはタチバナノオオイラツメであるとか実生活ではあまり
役に立つ事はないであろうという部類の記憶であり、生活する上でのごく初歩的な
事に関する記憶力は著しく劣っているのだ。記憶力だけではない。
計算力にしても、四則演算の瞬発力が著しく劣っている・・・4人で10000円の物を
食べました。一人当たりいくらになりますか?というような事を考える事が苦手なのだ!
まず、脳がそこを考えようともしない人任せなのだ・・・
なので、わたしのような人種が集まるとほとんど収集がつかない事になる

で、先ほど、かの友人からメールがあり「今週返したいのだけれど・・いくら?」という
内容であったのだが、まず、立て替えたという事実その物を忘れていた・・・
なので、いくらかなんて分かろうはずもない
きちんと役目を果たそうと取っておいたはずである領収書が見つからない
どのバッグだったけ?と、そこからかい
きっとあの日の金額を誰かは覚えているはず
でもさ~ぁ、忘れていたお金が入るなんて、とーっても得した気分

フツーの生活能力のある主婦であるなら上記の様な事はきちんと管理するんだろう。
第一、ウチの家計は人様の分を立て替えられるような状態ではないはず!
で、なかなかその点に関してはしっかりした所も持ち合わせ、お買い得品を見つける
事が好きなのよん
お魚売り場でいつも楽しみにしているお買い得品は切り落としコーナーの
タコの切り落とし部分でアール。

かなりの量で380円だった水タコの吸盤部分はタコシャブにしても
コリコリして、一番人気の部位。日本橋高島屋お魚コーナーの切り落としコーナーには
この素晴らしいタコがときたま置いてある。吸盤の部位だけではなく
立派なお刺身に出きる部位も入っているのだよ

スーパーあたりでこのレベルを買おうとしたら2・5倍はするはず。
こも吸盤部分はしっかり火を通し(コリコリさせるため)身の部分はさーっと
中が生くらいに湯通しし、食べ易く切ってもみじおろしと和えてポン酢で
頂きます。