田中氏の作品の特徴は、対象物にミニチュアの人形や模型を組み合わせて独自の世界を作っていることです。会場では、パネルで対象物と人形とのスケール比較を例示していました。
お菓子が人形と同じスケール
人形が小さいとバームクーヘンが走路になります。
クラリネットを例にとると、人形の大きさで別の世界になります。
女性のメイク用パレットも
スケールの変化でメルヘンの世界になります
「自分を曲げずにまっすぐ伸びよ」 パネル展示より
「まもなく雨はやむでしょう」
「ミニチュアライフ」
「楽しさマックスマスク」 パネル展示より
「計算された浴室設計」
「食器ングな事故」
「大自然がごちそう」
「地球は甘かった」 アイスクリームは青かった
「未完の宇宙船」 パネル展示より
「田舎ぶらし」 ちょっとピンボケになりました。
「問題の解き方は人それぞれ」 パネル展示より 辞書と付箋とボルダリング
「水泳選手は目も超いい」 超、という言葉が流行りました
「着火オーライ」
「新パン線」 写真を撮っていたら、新パン線が突然レールの上を走りだしてびっくり。
「帰り道」 どこか遠い記憶の世界にあるような。実際の作品は2畳ほどの大きさです。
「荷重100%」
最後の作品。ご当地佐賀のバルーンフェスタです。果汁が滴り落ちてきそうです。
会場を出て振り返ります。観覧客が等身大のフィギュア(人形)に見えてきます。
「楽しかった~」とは美術館を出た親子の会話。私も頭がすこし柔らかくなったような気がします。
素晴らしい!
良いものを見せていただきました!
凄いですね=~~~
比べてみますとよくわかります(^^♪
物の使い道については、私たちには固定観念があります。
でも、こういう発想もあるのですね。
子どもだったら、こういう自由な発想をするかもしれません。
思い出せば、小学生のころは木切れやかまぼこ板などを船に見立てて遊んでいました。
まあ何と楽しいこと
発想が素晴らしいですね
楽しめますね
楽しい展覧会でした。
ものの見方が柔軟になったような気がします。
しばし童心にかえりました。