自分の番の基立ちが終わる。
毎回、
水分摂ったら直ぐに戻れ。
と声をかけているが、1本目からかかって行こうとする者はいなかった。
当然ながら交代した直後の1本目からかかって行くような者が強くなった。
また、基立ちを交代する際に先生が次の色帯を配る準備をする。
その時に、いかにして次の色帯を取ろうか考えている者が強くなる。
意識が低いと色帯は回って来ない。
ミトや大和はとんでもなく厚かましかった。
チームごとでなければ連続で立つなんてことは当たり前で、こちらが下がれと言っても、
かかって行っても選ばれへんし、せやのに、かかって行かんかいとうるさいやろ。
だから立っとくんや。
と言い、帯を外そうとしなかった。
内容が気に入らなければ、もう一本!と納得するまで続け、喧嘩になるんじゃないかと思いながら見ていたこともあった。
厚かましいし、他所のチームからすれば行儀が悪かったかも知れないけど、ミトや大和に限らず、そんな子は多かった。
勿論、自信がないと出来ないかも知れない。
ただ、勝負事の世界ではそんな気持ちも必要なんじゃないか。
昨日はそんな話をした。
真面目でおとなしい子が多い。
今はどこも同じ感じなのかな。
私が時代錯誤なんだろうな。