なかなか結果に結びつかなかった時、上手くことが運ばなかった時、
自分には合わなかった。
なんてことを口にする人は多い。
そう言ってしまえば少し楽になる。
誰だって現状に対する理由付けがしたいですから。
しかし、確かに、環境や人と合う合わないはあるかも知れないけど、合わない中でもやって行ける精神的な強さであったり、高い意識を持っていたら合うとか合わないとかあまり関係がない者もいる。
自分を持っている。
と言うんでしょうか。
この、周囲がどうあれどこでもやって行ける強さであったり、やるべきことを淡々とこなしていける者が強者になって行くのかと思います。
常に恵まれた環境にいることなんてまずないし、後々考えた時に、逆境の時期があったからこそ今があるということは多々ある。
だから、自分自身は、子供がどんな環境にいても、合わなかったとは口にしないようにしている。
そもそもが降参宣言だと思っているし、そんなことを口にする時間があれば、どうすれば好転できるかを考える。
合わないのではなく、合わせることができる力。
合わない中でもしっかりと自分を持ってやって行ける力。
柔道に限らず、逆境を言い訳にすることなく、乗り越えて行ける者が強いので養っていたい。
その為には、楽な道よりも、ある程度負荷がある道や環境の方が強くなれるのか。
かわいい子には旅をさせよ。
なんだろうな。
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