先日、反抗期の小学生が、お母さんに不貞腐れて口答えする姿を見た大和が、

い、いや、お前、そんなんありえんでな・・。
もし、うちでしたら、かーさんにしばかれるでな・・。
と言っていた。
そう、我が家ではありえない。
私に対してはたまに口答えしたり、disってきたりするのだが、うちで怖い存在ってのは私ではなく母親。
怖いと言うのはけっして幼い頃にしばかれたとかそう言った話ではなく、母親ってのは、生まれた時からずっと味方であり、一番失望させてはいけない存在。
つまりは、失望させてしまうことが一番怖く、その存在が母親なのだ。
親父はね、私だけに限らず、訳の分からん夢物語を託してきたり、訳の分からん練習を強いてきたりして迷惑な存在なんですよ。
その迷惑な親父の手綱を捌いてるのが母親で、子供達もそれが分かっている。
だから怖いんですよね。
各家庭、お父ちゃんが手綱を捌いて上手くいっているところもあれば、どちらかが神様のような、亭主関白、かかあ天下の家庭もある。
親を見る時、どちらが手綱を捌いているかを見る。
隠れた名手、意外な名手、捌いているようで捌かれているお父ちゃん達もいるので興味深い。
何が良いかなんてそれぞれなので分かりませんが、間違いなく子供は見ているし、大きな影響を与えている。
頑張る子供の裏側には名手あり。
と言うわけで、私はしっかり手綱を咥えていよう。
