明日は兵庫県グランプリ(全少予選)です。
中高生も試合で大人は全日本の県予選。
兵庫県柔道界の一大イベントですよね。
ここ数年は、気楽に『グランプリか・・今年も無観客なのかな?』程度で迎えていましたが、当時の自分は常にグランプリに照準を合わせていました。
体調管理を含めて本当に難しい大会だった。
絶対的なエースがいるとかいないとかではなく、選手、保護者、指導者が同じ方向を向いていないと勝負にならない。
自分さえ良ければいいだとか、メンバーじゃないから関係ないだとか、県のトップレベルが5人揃っていても、そういったところがバラバラだと絶対に優勝はできないと思っていた。
年末辺りから保護者に対してはピリピリとした雰囲気を作り、選手に対しては自信を持って挑めるように持って行くのが大変だった。
メンバー以外の選手、保護者にも気を遣わなきゃならないし、協力して貰わないといけないし、嫌われてなんぼと思ってないとできない。
ま、あんまり言うと、勝利至上だとかエゴだとか思われるかも知れませんが、本当に難しく、年末から2月11日までは生きた心地がしなかった。
優勝してもホッとするだけであまり記憶がなく、2月11日が終わって初めて年が明けるような気がした。
同じことをしろって言われても・・今はちょっと・・と思ってしまう。
それぐらいかけてたんだろうな。
何かしら、かけれることがあるってことは幸せなことだ。
自分なりに頑張ってこ。