ま〜時代と言うか、ただただ、私に威厳がないと言うか。
いや、我々の職場では月に3回程、訓練日ってのがありまして、私は一応柔道の担当者になっています。
で、その内、本部から先生が巡回に来られる日なんかがあって、今日がその日であったんですが、
1人、不細工なシャツを着て道場に上がってたので、
悪ぃ〜、今日は寒いけどシャツは脱いでくれるか。
と声をかけたんです。
すると、
いや、見学なんで・・
と答えたので、
分かった。欠席やな。
と言うと、チッ!・・と言ってシャツを脱ぎに行ったのです。(40代)
・・・・・。
聞き間違いか?いやいや、間違いない。
何十年振りの『チッ・・』が頭の中を駆け巡りました。
怒鳴り散らしてやろうか・・練習中にぶち○してやろうか・・(素人)と思ったが、完全に怒鳴るタイミングを失ってしまったし、いやいや、今の時代あかんか・・と逆にテンパってしまった。
我々が若い頃には、どこの所属にも鬼のように怖い担当者の方がいて、練習がきつかったのは勿論ですが、掃除の仕方、風呂の沸かし方等でも厳しく指導を受けた。
階級だとか、仕事ができるやできないだなんて関係なく、武道の担当者の方にはとんでもない威厳があった。
同じ空間にいることも緊張したし、先生が来られている時にシャツなんて着て来ようものなら・・考えただけでも恐ろしい。
ま〜対象は変わり者という風評がある人間らしいけど、今の時代の弊害だと思うな。
厳しくも、温かさがあった時代。
何だか懐かしいや。