稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

昨夜の稽古(S剣友会)

2017年03月31日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)

(左手の審査組と、右手の中学生組は写ってない)

昨夜の稽古もいつになく多かった。
50人は軽く居たように思う。
審査が近いせいかも知れない。

いつも通り3人一組で大きな伸びのある切り返し。
次に呼吸法を意識した切り返しを2回。

この切り返し、最初の面のあとで1回呼吸し、
左右9本切り返して次の面で1回呼吸し、
同じく左右9本切り返して最後の面で1回呼吸の、計3回呼吸である。
最初は出来なかった。今は出来るが苦しいことに変わりは無い。
これをやると地力が出来る。だが苦しい。葛藤。

次は鍔元まで入って、ゆーーくりっ の一拍子の正面打ち。

次は全員並んで端から端まで123の足捌き。
1で右足入って、2で左足素早く引き付けて、3で右足出す。
これは、一拍子の打ちに続く、とても大切な基本なのだ。

次は遠間、蝕刃の間から123で入って正面打ち。
3でしっかりと体制を作るのがコツ。流れて打ってはいけない。

あとは、応用で、小手打ち、小手面、相面、相小手面、
オマケで、123を使わず、自分から入らずの相面(これ難しい)、1分稽古2回。

そのあと審査組だけ別れて立合い稽古。
他の者は自由稽古となった。

ともかく123を試してみる。何回もやってみる。
自分から間合いに入ると本当に剣道が面白くなる。
相手が打ってきたら返す。居付いたら打ちに行く。

肉離れが完治していないので、少し痛み出した。
でもしかし、ともかく自分から123で入り、相手の反応を確かめる。
打たなくても稽古になる。面白い。

師匠から先週指導いただいた「打った後の顔の向き」を、
中学生に指導したら格段に良くなった。
私は出稽古の身分なので、原則、ここでは指導はしないのだが、
ここの師範が私の師匠で、その師範の言う内容だから「ま、いいか・・」である。

列が途切れたので途中で引き上げた。
上座では、Y積先生が、すごい足裁きで稽古されていた。
Y積先生と稽古すると、その動きに翻弄されるのだ。しばし見とれる。

面を取って目の前の女性2人の稽古を見ていた。

(左が春風会の女性剣士、右が地元S剣友会の女性剣士、2人とも良い剣風だ)

春風会の女性剣士、構えている間、剣先を動かすのは良いが、
右手は動かさず、左手でリズムを取っていた。
稽古後にアドバイス。左手は動かさず、右手で剣先を操作すべし。

1週間ぶりの剣道稽古だったので疲れたが気持ちの良い稽古が出来た。
ここの稽古は欠かせない。
コメント
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