肉離れで稽古は出来ないのだが長正館まで行ってみた。
井上館長には案の定叱られた。長々と叱られた内容は以下にまとめた。
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1)相手が八段ならいざしらず、そうでないのなら怪我するほど打ち込むべからず
2)相手が何であれ、年相応の稽古を心掛けるべし
3)打つことにムキにならずに、攻めて打たせて捌く稽古をせなならん
4)とにもかくにも怪我が一番つまらん、早よ治しなさい
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何にせよこの数年怪我が多いのは確かである。
剣風を変えていく年になっているのだろうと思う。
でも勢いのある面を打ちたいものだ。
私服のまま、今月20日審査の現四段と、来月審査の現五段の指導をした。
四段と五段の立合い、四段同士の立合いをさせて寸評して短く助言。
その上で「下の者との稽古を大切に」ということを言っておいた。
剣道稽古が終わってから新人に一刀流の指導。一ツ勝から脇構の打ち落としまで。
あとこの新人、「なんば歩きもどき」をしていたので訂正指導しておいた。
あくまで仮説だが、
体幹がしっかり出来ていない者は、動作すると体軸がブレてしまう。
体軸がブレる者に「なんば歩き」は難しいのかも知れないと思った。