稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

時にはエンジンを回してやらねば・・

2018年11月02日 | バイク・クルマ

(職場の駐車場にて)

いつも仕事で使っているのはアトレー7。ダイハツの小型車。
平成14年(2002年)初登録だから、もう16年を超える老車である。
走行距離は14万キロ近い。オイルはきちんと交換している。

アトレー7は、ベース車が軽四のアトレーワゴンで、
排気量1300cのエンジンに乗せ換え、全長を37センチ、幅を4センチ広げ、
3列シートにした7人乗りのコンパクトワゴンである。

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販売期間 2000年7月7日-2004年11月30日
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン K3-VE 型 直列4気筒 DOHC 1.3L (92ps/6000rpm)
駆動方式 FR
変速機 4速AT
サスペンション 前・ストラット+コイルスプリング
後・3リンク+コイル+リジッド
全長 3,765mm
全幅 1,515mm
全高 1,895mm
ホイールベース 2,430mm
車両重量 1,100kg
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7人乗りと言いながら幅は軽四とほぼ変わらないので2列目の3人座りは子供しか無理。
大人6人で出かけたこともあったが、荷物は膝の上という狭苦しさだった。

家では多人数で移動の時はデリカスターワゴン(8人乗り)を使うので、
このアトレー7は3列目シートを外し、もっぱら仕事専用車として使っている。
何より小さいので、東大阪市や大東市など、道幅が狭くても取り回しがし易い。
毎日のように生駒山を越えるが、山道でもそこそこ走るパワーがある。

このアトレー7、6年前に、とんぼ堂のパートさんが、
廃車して新車に買い換える・・というので安く譲ってもらった。
譲ってもらった時は5万キロ程度しか乗っていない。
ワンオーナーで整備もしっかりしている。

最初、燃費はリッター13キロ前後で走っていた。
そこで、もっと燃費を良くしてやろうと回転数を上げない運転をしたのだ。
いわゆる省エネ運転。巡航速度で2万回転ぐらい。あまり高回転は回さない。

ところが、最初のうちこそリッター13キロを越えていた燃費が、
最近は12キロを割り込み11キロぐらいまで悪化してきていた。
おまけに僅かながらタペット音も出てきた。
「古い車だから仕方が無いか・・・」とも思っていたのだ。

で、荒治療することにした。
最大馬力を発揮する回転数6000まで回すのだ。
方法は阪奈道路の登り坂でレンジを2に入れ走行するというもの。
回転数は上がるが速度はさほど上がらない。7000rpmまで上げてみた。
高回転走行は30分ほどである。

結果は良好。
燃費はリッター13キロ台に戻りタペット音も無くなった。

古いエンジン、労わるばかりでなく、たまには高回転で回してやるもんだ。



(運転席まわり)


(運転席のフロアーマットは、ハトメが取れてしまった)


(竹刀の柄革と金具を加工して糸で補修した)


(アトレーの弱点は電装系のツマミ、割れてきたので糸で縛って木工用ボンドで固めた)

【修理箇所】

譲ってもらった時はグリーン系のシルバー色で、
あちこちキズだらけだったので板金屋で補修後にブラックに全塗装(内外)した。
他、サイドミラーが緩みやすかったので車屋で締め増しし、緩み止めを塗布した。
ウィンドウの集中スイッチが最初から接触不良気味だったので新品に交換した。

他は問題なく、実用的な一台として重宝している。
車は大事にしない主義だがオイル交換だけはきちんと行い、
修理不能になるまで乗り続ける主義である。
コメント
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