稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

産経新聞「産経抄」2020年12月26日朝刊

2020年12月26日 | 政治や歴史など
今朝の産経新聞の「産経抄」。
至極まっとうな事を述べていたのでそのまま転載させていただく。
著作権に問題があるかも知れないが、産経新聞さん、お許しくだされ。
自民党が良いとは言わないが、いまの野党があまりに糞過ぎるのだ。

野党、まともになれ!



「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず石を投げなさい」。イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスの25日、こんなイエスの言葉が頭をよぎった。後援会の政治資金収支報告書の不記載問題をめぐり、国会で安倍晋三前首相をつるし上げる議員らの姿を見てのことである。

立憲民主党の意図には首をひねった。質問者の一人の辻元清美副代表といえば、かつて秘書給与詐欺事件で逮捕され、有罪判決を受けた。しかも、当初は自身の疑惑を否定していた。「嘘の雑貨店」とも報じられた辻元氏を選んで、「虚偽答弁をした」と安倍氏を追及させる狙いは何なのか。

立憲民主党の前身、民主党の初代首相の鳩山由紀夫氏の事例も思い出す。資金管理団体の収支報告書に4億円を超える虚偽記載があり、母親から12億6千万円にも上る「子供手当」の贈与を受けていたが、「気付かなかった」で済ませた。「兄は脱税している」との弟の邦夫元法相の告発は、民主党内では問題にされなかった。

政治とカネの問題では、鳩山氏の次の菅(かん)直人首相も3代目の野田佳彦首相も、違法な外国人献金問題が発覚した。違法でなくとも、立憲民主党の枝野幸男代表が「革マル派活動家が相当浸透している」(政府答弁書)労組から、多額の献金を受けてきた件も軽視できない。

国会では、立民議員らが補填(ほてん)を知らなかったという安倍氏を嘘つき呼ばわりして議員辞職を求めていたが、これもしらける。そもそも菅(かん)内閣は、閣僚が国会で虚偽答弁しても、必ずしも政治的・道義的責任は問われないと閣議決定している。

イエスの言葉に、石を投げていた民衆は立ち去る。そんな反省や良心には無縁でないと、国会議員など務まらないのかもしれない。

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(ここまで)





とにもかくにも辻元清美の顔をニュースで見るだけでも反吐が出る。
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