稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

毎晩、値上がり前の発泡酒で晩酌なのだ。

2020年10月14日 | 食べ物の話など


10月から発泡酒が値上がりするとかで、9月の末に大量に発泡酒を買い込んだ。
いつもはキリンの本麒麟を買っているが、試しに飲んだことが無い銘柄を各種買ってみた。



飲み比べてわかったのは、どれもそれなりに旨いということ。

先日の稽古で、英国人のJMに「発泡酒が旨いぞ」と言ったら「ふふん」と馬鹿にされた。
ビールの本場からすれば発泡酒はビールでは無いのだろうが貧乏人の味音痴に違いはわからない。
いや、飲み比べればやはりビールは旨いが、値段の差ほどでも無いのだ。
現に数日経てば、発泡酒も慣れてしまって「ウマイウマイ」と飲んでいる。
何でもおいしくいただけるほうが人生楽しいと思う。
そういう意味では私はグルメでは無い。

それにしても国税庁は酷なことをする。
元はビールの税率があまりに高いので、メーカーが工夫して安いビール風の発泡酒を作ったのだ。
そしたら発泡酒が売れ過ぎたので、酒税法を改悪して発泡酒の税率を上げたのだ。
メーカーはさらに税金の安い第3のビールを開発して売り始めた。
今では「外ではビール、家庭内では発泡酒」という人がほとんどだ。
私も夏場だけだが、たまに発泡酒より安いチューハイを飲むようになった。
缶チューハイは缶ジュースより安い。安売り店なら100円以下で売ってるのだ。

それにしても、ガソリンでもそうだが、高額の税金がかかっているビールにも消費税がかかる件。
けっきょく「取りやすいところから取る」というのが基本なのだろう。
だいたい今でも「ビールは贅沢品扱い」というのが納得がいかない。



我が家では自分で飲のは発泡酒、お客さんが来たらビールというのが常である。

45年も昔の話。下宿住まいの貧乏な学生の頃はビールなんか滅多に飲めなかった。
千葉の松戸の路地裏の居酒屋で、ホップ入り炭酸焼酎の「ホッピー」を飲んだことを思い出す。

ホッピーは最近は関西でも見かけるようになった。
味も忘れたし、一度買って飲んでみようかな。けっこう旨いかも。

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