179)低酸素・低栄養のがん細胞を死滅させる生薬成分

図:細胞で作られる蛋白質は、小胞体で修飾を受け、高次構造(折り畳み)を形成しながら成熟蛋白質となって細胞外へ搬出される。低酸素やグルコース不足が起こると、折り畳みに異常をきたした不良蛋白質が小胞体に蓄積する。これを小胞体ストレスという。がん細胞は小胞体ストレスを回避することによって、アポトーシス(細胞死)が起こらないようにしている。この小胞体ストレス応答を阻害するとがん細胞は死にやすくなる。179 . . . 本文を読む
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