324)漢方薬によるがん縮小効果:生薬成分によるシグナル伝達や遺伝子転写に対する作用の関与

図:成長因子や増殖因子などによる増殖刺激によって、がん細胞はRas/Raf/MEK/ERKシグナル伝達系やPI3K/Aktシグナル伝達系のタンパク質がリン酸化されて活性化され、転写因子FoxOのリン酸化による不活性化(核外移行)などによって、がん細胞の増殖や浸潤や転移や抗がん剤抵抗性が亢進する。漢方薬に含まれる生薬成分には、これらの増殖シグナル伝達系を阻害したり、AMP依存性プロテインキナーゼ(A . . . 本文を読む
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