466)加工肉とナマコ(海鼠)と大腸がん

図:ナマコに含まれる硫化サポニンの一種のフロンドシドA(Frondoside A)の抗がん作用が報告されている。サポニンは配糖体の一種で、糖と非糖部(サポゲニン)に分けられる。糖部は水溶性(親水性)であるのに対して非糖部のサポゲニン(アグリコンとも言う)は水に溶けにくい(疎水性)性質を持つ。この構造によってサポニンは界面活性作用を持ち、水と混ぜて振ると泡立つ。消化管内では、糖鎖部分が外れてサポゲニ . . . 本文を読む
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