546) がん検診の不都合な真実(その2):スクリーニングは増殖の遅いがんしか見つけられない

図:スクリーニングで発見可能な段階(●)から臨床症状が出て外来で見つかる段階(×)までの期間を「前臨床段階」と定義すると、この前臨床段階の期間は、増殖速度の速いがんでは短く、増殖速度の遅いがんでは長い。スクリーニングで検出可能となった時期が同じ2例づつのペア(増殖の速いがんと遅いがんの1:1のペア)が6組あったとして、がん検診によって前臨床段階で見つかる(オレンジの線)のは、増殖の速い . . . 本文を読む
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