595) Hippo経路をターゲットにしたがん治療(その2):膵臓がんとYAPとジインドリルメタン

図:転写共役因子のYAPは様々な遺伝子の発現を誘導して、細胞のサイズ、増殖、生存、分化などを制御している(①)。YAPはHippo経路で負に制御されているが(②)、その他多くのシグナル伝達系で、正あるいは負に制御されている(③)。グラフは膵臓がん患者の生存曲線を示す(④)。YAPの発現が低値の患者は生存率が高いが(⑤)、YAPの発現が高い患者は生存期間が短い(⑥)。したがって、膵臓がんの治療にYA . . . 本文を読む
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