704)精神的ストレスの軽減をターゲットにしたがん治療(その1):心理療法

図:がんの診断や治療はがん患者に様々なストレスを引き起こす(①)。ストレスによって、神経系(視床下部-脳下垂体系や自律神経系)や内分泌系(副腎)や免疫系が相互に作用して様々なストレス応答を引き起こす(②)。ストレス応答の結果、副腎皮質ホルモンやアドレナリンの分泌が増え、交感神経が過緊張状態になり、炎症性サイトカインの産生が増える(③)。その結果、免疫力の低下、諸臓器機能の失調・低下、がん細胞の増殖 . . . 本文を読む
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