743)オールトランス・レチノイン酸(ATRA)と分化誘導療法(その2):ジスルフィラムとイトラコナゾールとイベルメクチンとの相乗効果

図: PI3K/Akt/mTORC1経路とヘッジホッグ(Hedgehog)経路は、自己複製能や不均等分裂などのがん幹細胞の性質(Stemness)を維持する上で重要な役割を果たしている(①)。がん幹細胞特性の維持は自己複製、細胞増殖、生存、細胞死抵抗性を促進し、再発・転移を促進し、抗がん剤抵抗性を亢進する(②)。アルデヒド脱水素酵素1A1はがん幹細胞で過剰に発現し、幹細胞の性質の維持に重要な働きを . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )