740)断酒薬ジスルフィラムの抗がん作用(その2):プロテアソーム阻害と小胞体ストレス誘導作用

図: 2-デオキシ-D-グルコースは糖タンパク質の糖鎖の異常を引き起こし、メトホルミンとDCA(ジクロロ酢酸ナトリウム)はミトコンドリアからの活性酸素の産生を増やして酸化ストレスを引き起こし、変異タンパク質や折り畳み不全のタンパク質を増やし(①)、小胞体ストレスを誘導する(②)。これに対して、がん細胞はプロテアソーム(③)やオートファジー(④)のメカニズムによって異常タンパク質を分解して小胞体スト . . . 本文を読む
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