ジンムは、余程、矢河枝比売の眉の美しさに見とれたのでしょうか、更に続けて
“美都具理能 曾能那迦都邇袁 加夫都久 麻肥邇波阿弖受”
と高らかに詠うのです。
<ミツグリノ ソノナカツニヲ カブツク マヒニハアテズ>
丁度、栗の実のように真中の実のような赤らけくもなく、それかといってニグロ、即ち、焦げ茶色でもなく何とも言えなない美しい眉が、「カブツク」額に引っ付くように長く伸びてです。ここまでは何となく解釈できるのですが、次の<マヒニハアテズ>ですが、これもまたまた、何のことやらさっぱりです。これを先生は、「マヒ」カンカン照りの太陽の日だと。「そんな激しい日の光ではなく、和やかなる日に乾かして」という意味になるとあります。
ここまでが、次を歌うための序なのだとか。
まあ、それはそうとして、まことに読みずらい歌です。こんな歌をじっと聞いている女性も、お酒を注ごうにもそのタイミングがなく、じっとその場にいなくてはなりませんもの、大変だったのではないかと想像できます。
その時の天皇とそれを聞いている比売達の顔付きをご想像しながらお読みいただくと、大変面白いと思われますが?????
“美都具理能 曾能那迦都邇袁 加夫都久 麻肥邇波阿弖受”
と高らかに詠うのです。
<ミツグリノ ソノナカツニヲ カブツク マヒニハアテズ>
丁度、栗の実のように真中の実のような赤らけくもなく、それかといってニグロ、即ち、焦げ茶色でもなく何とも言えなない美しい眉が、「カブツク」額に引っ付くように長く伸びてです。ここまでは何となく解釈できるのですが、次の<マヒニハアテズ>ですが、これもまたまた、何のことやらさっぱりです。これを先生は、「マヒ」カンカン照りの太陽の日だと。「そんな激しい日の光ではなく、和やかなる日に乾かして」という意味になるとあります。
ここまでが、次を歌うための序なのだとか。
まあ、それはそうとして、まことに読みずらい歌です。こんな歌をじっと聞いている女性も、お酒を注ごうにもそのタイミングがなく、じっとその場にいなくてはなりませんもの、大変だったのではないかと想像できます。
その時の天皇とそれを聞いている比売達の顔付きをご想像しながらお読みいただくと、大変面白いと思われますが?????