天気予報官の報道によると、今日は寒波が日本列島に押し寄せているのだそうです。同じ言葉ばかり連続のテレビの国会中継も見あき、散歩にでもと思い外に出ます。ぶるうーと一振い、秋風を通り越して初冬の風の冷たさが山の木々の間を通り越して下りてきます。急いで家中へ引き返し、何となくそこいらにあった本を引き寄せてページをめくります。めくってみて驚いたのですが、そこに書いてある文字が目に飛びつきます。
「秋の三夕」
どうしてこれが、今、目の前にと、いささか不思議な気になります。その歌に眼を通しながら・・・・
驚きは その音としも なかりけり
寒むさ押し寄す 秋の夕風
と、またまた駄洒落てみました。
ところで、あなたは「三夕」のどれが好きですか。私はやっぱり寂蓮法師の「さびしさは」をあげます。だって私の周りには鴫もいませんし、海何てもう何年も見たことないですから。私の周りには「秋の山」しかありませんもの・・・・
ちなみに三夕の歌を
・さびしさはその色としもなかりけり 槙立つ山の秋の夕暮れ 寂蓮法師
・心なき身にはあはれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ 西行法師
・見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ 藤原定家
「秋の三夕」
どうしてこれが、今、目の前にと、いささか不思議な気になります。その歌に眼を通しながら・・・・
驚きは その音としも なかりけり
寒むさ押し寄す 秋の夕風
と、またまた駄洒落てみました。
ところで、あなたは「三夕」のどれが好きですか。私はやっぱり寂蓮法師の「さびしさは」をあげます。だって私の周りには鴫もいませんし、海何てもう何年も見たことないですから。私の周りには「秋の山」しかありませんもの・・・・
ちなみに三夕の歌を
・さびしさはその色としもなかりけり 槙立つ山の秋の夕暮れ 寂蓮法師
・心なき身にはあはれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ 西行法師
・見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ 藤原定家