古事記には書なれてない「天武天皇」の即位までを、安万侶は「古事記序」ではこのように書いています。
〝曁飛鳥清原大宮。御大八洲天皇御世。潜龍体元。洊雷応期。
聞夢歌而想纂業。投夜水而知承基”
「潜龍」の龍とは天武天皇のことです、飛鳥の清原に大宮を定められた天武は、一時、吉野にお隠れになっていたのですが、時が到来して、ある夜聞いた夢の中の歌の通りに自分が天皇の位に着くということを知ります。なお、「投夜水」とは占いをするという意味だそうです。
〝曁飛鳥清原大宮。御大八洲天皇御世。潜龍体元。洊雷応期。
聞夢歌而想纂業。投夜水而知承基”
「潜龍」の龍とは天武天皇のことです、飛鳥の清原に大宮を定められた天武は、一時、吉野にお隠れになっていたのですが、時が到来して、ある夜聞いた夢の中の歌の通りに自分が天皇の位に着くということを知ります。なお、「投夜水」とは占いをするという意味だそうです。