市町村が人材の地元定着に向け動き始めました。
市長村と地元企業との意見交換会(懇話会)に高校の進路指導の先生方を加える。
高校の先生・生徒達の企業(工場)への見学会を始める。
昨年4月 かごしま企業家交流協会を設立し活動を始めてから、市町村主導による企業懇話会、あるいは異業種交流会の案内を7市町村から戴き、その内6市町村の企業と行政の懇話会に参加させて戴きました。
その度に、行政・企業・それに人材を養成されている高校等教育機関との意見交換や交流の必要性を提案してきましたが、その内、さつま町・日置市・曽於市の3市町村で、実際に高校の進路指導の先生方を加えた懇話会開催や企業見学会などの活動が始まっています。
地元に少しでも若い優秀な人材が残ってもらうためには、進路指導の先生や生徒達が、地元にある企業の実態をまず知って戴くことが大事です。
意見交換の様子 企業の方々の授業見学
(日置市) (日置市)
意見交換の様子 先生方の企業見学の様子
(さつま町) (さつま町)
高校生の工場見学の様子 熱心に意見交換
(曽於市) (曽於市)
どういう企業なのか?
何を生産しているのか?
社長や工場長はどういう方で、どういう経営をされているのか?
社員の皆さんは元気で働いているのか?
など、企業のいろいろなことを知って戴き、理解戴くことが、地元に若い人材を残すための第一歩だと思います。
お互いが知る情報が少ないが故に、地元志向の生徒までやむなく県外の大手企業等へ進路指導してしまうケースもあるようです。
求人・求職でのミスマッチを起こさないためにも、大事な行動や活動が始まりました。
企業と高校・高専・大学との情報交換や連携を強めれば、少子化を背景に県外への地元定着の流れが変わる可能性もあります。
これから、若い人材が地元に残り、地元企業に就職して戴ければ、企業が変わり、地域が活性化していくと思います。
ぜひ、この企業と高校等教育機関との交流を大きなうねりにしていけるよう市町村の方々へエールを送ります。
又、出来るだけの応援をさせて戴きます。
かごしま企業家交流協会