アシストスーツで農業楽々
大学等で高齢化に対応し研究加速
体に装着して手や足、腰などの動きを補強し作業を軽減する「アシストスーツ」を農業に導入しようという動きが地方自治体や企業で活発だそうだ。
- 農業は高齢化が進み担い手不足が問題になっているが、新規就農が増えない理由の一つが農作業の肉体的な厳しさ。物流や介護で注目を集めたこのスーツで、高齢化した農家を支え新規就農を増やそうとしている。
秋田県では、国内メーカーが豪雪地帯でのリンゴ農家の果樹園の除雪作業用にアシストスーツをきて作業の軽減実験をやっており、又、水戸では農家の米袋の軽トラックへの積み下ろし作業実験を行っている。
和歌山大学では、高齢者がコンテナを持ち上げる作業や傾斜地や重い荷物を運びながらでの歩行、中腰姿勢での作業など3役をこなすスーツを開発。17年度は、和歌山の大学のベンチャー企業が大手レンタル会社に1台100万円台で販売する予定という。
物流や介護現場で注目されているアシストスーツが、高齢化した農家を支える手段として、どこまで軽量で低価格で製作され実用化されるか注目される。
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