給与より福利厚生や雰囲気重視
鹿児島の学生の就職先
おもしろい調査結果が明らかになった。
鹿児島大学の産学官連携推進センターが昨年12月に、鹿児島県内の8大学・短大・高専の2018年3月卒業予定者にアンケート調査したものだ。2,386人の回答を分析した結果は、おもしろい傾向といえるのではないだろうか。
鹿児島の学生は、就職先の選定に、給与・年収面(50.8%)だけでなく、福利厚生(59.6%)や職場の雰囲気(53.1%)、事業内容(50.9%)など多角的に検討している問い結果だ。
最近の若者感覚からすると予想された結果ではないだろうか。この傾向は、鹿児島に特価される傾向ではないとも思われる。
やはり、最近の若者のけ意向であり、全国的な傾向ではないだろうか。
県外の就職先としては、男女とも東京が最も多く、福岡、熊本と続き、県内は鹿児島市、霧島市に集中しているようだ。
気になるのは、就職先が決定していると答えた県外出身者が14.9%のみが県内就職ということだ。折角、県外から鹿児島の大学にきたのに、鹿児島の魅力を感じなかった?、それとも地元企業の学生への働き掛が足りなかったのでは?
いずれにしても、この結果を企業経営者や行政等はしっかり分析して、何らかの手をを打つべきではないだろうか。
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